古書店の息子に生まれて。その4 古書買取なら大山堂書店 「古本屋って儲かるの?」って何度聞かれたことか… 古書買取 古本見積 大山堂書店 ザッツニュース
古書店の息子に生まれて。その4 古書買取なら大山堂書店
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2013-11-28 大山堂書店
「古本屋って儲かるの?」って何度聞かれたことか…
「へ~青木君の実家って、古本屋さんなんだ。古本屋って儲かるの?」
この質問、小さい頃から今まで何百回と聞かれました。
古書店の息子として生まれた宿命なのだと思います。
そもそも「古本屋って儲かるの?」って興味がありますか?
なんでそんなことを聞くのだと思います?
私が思うに、古書店のイメージがよろしくないからなのだと思います。
例えば、本棚以外の場所にも本が積みあがっていて、薄暗い店内の奥の方のレジで、職人気質の店主が目を光らせているという光景。
ドラマや漫画などでもありがちですよね。
リアルで店の前を通ったことがある人たちからは
「だって、店が人でいっぱいで繁盛しているように見えないじゃない」
「文庫本100円だなんて、薄利多売の典型的なものじゃん」
など言われます。
確かに見える部分の店売りのみを考えたら、やっていけないことでしょう。
業種は全く違うのですが、『自転車屋さんって儲かると思いますか?』
以前、テレビ番組がとりあげていたのを見たことがあります。
店先で売れているように見えないのにどのように成り立っているのか?
パンク修理(1000円)だって一日数回です。
実は店売りでは見えてこない側面があり、学校や役所など行政関係から数多くの注文や修理を請け負っていたという映像が流れていました。
そうなのです。
古書も大学図書館や、研究所など行政が大量に買ってくれたり、売ってくれたりするのです。また、全国それこそ海外からも大口注文が入る時があります。
(その大学図書館や教授先生には目録を送ってご注文をいただいています)
目録の他にもネット注文が順調です。店の高額商品のすべてはデータベース化してネットからの注文に備えていますので、店の棚はネット注文からの倉庫でもあるわけです。店に人が少なくても、ネットから注文が入り、店の棚から本が動いていく(嫁いでいく)わけなのですね。
売り残った本やジャンル違いの本はどうしているか知っていますか?
極力捨てないで、業者間のオークションで流通させています。店からの本だけでなく、お客様から古書買取をしてきた本を仕分けたのち、東京古書会館の市場に出品することで、無駄なく本を流通させることも売り上げを増やす一翼を果たしています。
お客様から古書買取した、ジャンル違いの本を市に出すとたまに化ける(値が予想以上に高価になる)ことがあり、良い仕入れがあると店売りの何倍もの売り上げになるなんてこともあります。
そのほか、イベント会場での展示即売店などもありますから売るチャンネルが増やせ、来客してくださったお客様には広告効果となっています。
私は小さい頃、これらの事実を古書店の息子としてまだ知りませんでした。
1、行政が優良顧客になってくれていること。
2、ネット(や目録)からの注文が店売りより多いこと。
3、古書市場に出品して無駄なく資金回収でき、時に化けること。
4、イベント即売で販促と広告となっていること。
ただ、古書は埃っぽくて重たくてかさばり、ダサい職業だと思っていたのです。
「古本屋って儲かるの?」って質問には、
「あまり儲からないよ~。仕入れのために現金使っちゃうしさ」
と、今でも大きなことは言いませんが、よき仕入れが続く限り、儲かる商売なのだと内心私は思っています。
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どうかあなたのお持ちの古書を売ることで
あなたもハッピー、私もハッピーな関係を築きませんか?
いますぐ、大山堂書店にご連絡ください。
フリーダイヤル 0120-645-410
(大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先)
http://taizandou.com
いや、やっぱりもうちょっと儲かって欲しいな~実際は。
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