豆乳にコレステロールを下げる働き
美容や健康に最適…といわれる豆乳ですが、不足しがちな栄養を手軽に摂れるなどのほかに、豆乳がもたらすからだへの働きとはどのようなものがあるのでしょう。
実は健康飲料としての効果は驚くほどたくさんあります。
日本人の食生活は、欧米化とともに動物性タンパク質の摂取量が増えたことで健康上の問題が指摘されてきました。
大豆は肉などにくらべからだに必要な基礎的な栄養素のみでなく、からだを調節して健康維持し、コレステロールを下げる働きをするつまり「機能性食品」としても注目されているのです。
からだに効くさまざまな栄養成分
そもそも豆乳とは茹でた大豆をすりつぶしてこしたものなので消化吸収がよいため、病人や高齢者の健康飲料としも使用されてきました。
大豆に含まれる大豆ペプチドには、アミノ酸やビタミン、ミネラルを豊富に含んでいます。このペプチド成分が血液中のコレステロールを低下させ、血圧の上昇を抑制するといわれているのです。
また大豆に含まれるレシチンは血液が固まるのを防ぎ、血管に付着しないようにする脂肪代謝機能の働きがあるといわれています。そのため血管の若さを保ち動脈硬化や脳出血の予防に効果があるのです。
また忘れてはならないのは、イソフラボンの働きです。女性ホルモンであるエストロゲンと似たような作用をすることで注目されている物質で、女性ホルモンと関連のある乳ガンの予防や更年期障害の軽減効果が確認されています。
万能健康飲料
そのほか、基礎代謝を活発にし体脂肪の燃焼を促進させ、脳の活性化、ストレス軽減、免疫力アップなどに効果を発揮するといわれています。まさに万能健康飲料といえるのではないでしょうか。
販売されている豆乳には、調整豆乳、無調整豆乳、豆乳飲料の大きくわけて3種類あります。調整豆乳とは、豆乳特有の臭みを消すために糖や香料が加えられ飲みやすくしたものです。無調整豆乳はそのままの大豆をつぶしてこしたもので、大豆以外の添加物などがいっさい含まれていません。豆乳飲料は野菜果汁やフルーツなどを混ぜておいしさを加えた飲み物です。
健康や美容のために毎日飲む習慣をつけたいと考えている人にはぜひ無調整豆乳をおススメします。
豆乳で健康管理を万全に整えたいものですね。
豆乳の働きについて
大豆 働き