集中力を高め、脳を活性化させる音楽の効果
よくモーツァルトの音楽が胎教によいと聞きますよね。
それは、モーツァルトの美しいハーモニーには癒しを促す作用があるといわれているため、妊娠中のお母さんにリラクゼ―ション効果が得られるからなのです。
モーツァルトの音楽には人の耳では聞きとることができない周波数の微妙な揺れが含まれているといわれます。お腹の赤ちゃんの脳はこの「揺らぎ」を感じることで活性化されるのだそうです。また脳の前頭葉が刺激され、ドーパミンという心地よいときに出るホルモンも放出されるため、ストレスを和らげる効果があるのです。
ふたつの脳の働き
人間の脳は、言語や思考などをつかさどる左脳と音楽や感情など感覚をつかさどる右脳というそれぞれ働きが異なるふたつの脳にわかれています。左脳を酷使する傾向にある現代人ですが、音楽の効果は右脳に刺激が送られるので脳全体を活性化することができるのです。
実は人間だけではなく、植物や動物にも同じようにリラックス効果が認められていて、牛にクラシック音楽を聴かせた実験では牛乳の出がよくなったり、植物にも栽培効果があがったという報告もあります。
生体機能によい影響
結果が確認されているジャンルとしては、ジャズやロックではなくクラシック音楽なのだそうですが、音楽のリズム、メロディー、ハーモニーにより構成されている波動が生体機能によい影響をもたらすというわけです。精神的な安定のほかに免疫力の強化や痛みの緩和などの健康効果もあるといわれています。
では音楽を聴くときに気をつけることとはどんなことがあげられるでしょう。実は聴いてみたいときに聴きたい曲を…というのが一番効果のある聴き方のようです。大切なのは、モーツァルトやショパン、ビバルディなどのクラシック音楽を気分にあわせて聴くことなのです。悲しい気分のときには悲しいイメージの音楽を、ハッピーなときには楽しい曲を…という感じです。
新しい音楽との関わりが発見できるのではないでしょうか。
音楽を楽しみながら、日常生活を健康的に送りましょう。
音楽の効果について
音楽 効果