自分の体質にあった飲料水を選ぶには…
海や冷やしそうめんなど、夏といえば水が身近に感じられる季節なのではないでしょうか。
国内でもミネラルウォーターの普及とともに飲料水への関心が集まっていて、コンビニなどでも定番の商品となっています。
おいしく安全なものをという飲料水への関心は年々高まってきています。
もちろん、水は生きていくうえで欠かせません。
私たちのからだからは日に1.5リットルの水分が体外へと排出されています。そのため、一日2リットル以上の水を飲んだほうがよいといわれます。
とくに朝一杯の水は腸の働きを活発にし、疲労や血流の回復、体質の改善などさまざまな代謝促進に効果があるといわれいているのです。
特徴を活かした使い方を…
販売されている飲料水の種類も多く、それぞれの特徴を活かした使い方をしたいですね。自分の体質に適した水を選ぶにはどのような点の気をつけたらよいかを覚えておくとよいでしょう。
好みや身体状況が影響することはもちろんですが、ほかに飲料水のどのような点においしさを感じているのでしょう。
まず温度ですが、体温と比較して10度前後がおいしいと感じられるそうです。マイルドかどうかも大事な点であり、また人間のからだは適度にミネラル分を含んだものをおいしい水と感じているようです。
軟水と硬水
ミネラルウォーターには硬水と軟水があり、硬水にはカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分が多く含まれています。ヨーロッパ大陸の地下水は硬度が高い傾向にあり、これらの成分は地下の岩石から時間をかけて溶け出したものです。硬水は運動後の水分補給に適していて、効果的に吸収するためには少量を何度にも分けて飲むことです。便通をよくする働きがあるので便秘症の人に向いているでしょう。
軟水はクセがなく味が浸透しやすいため、コーヒーや紅茶、お料理全般に適しているといわれます。ミネラル分が少ないため、ミネラルを多く含む食品、たとえばレモン、アーモンド、梅干しなどと一緒に補給すると効果が得られます。
自分の体質や飲むタイミング、活用方法などを知っていれば、サプリメントなどは必要ないのかもしれませんね。
皆さんも水との上手なおつきあいを考えてみてはどうでしょうか。
飲料水で体質改善について
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