ヨガエクササイズがからだにもたらすパワー
日々の仕事はパーフェクトにこなしたい。そのためにも疲労はためこみたくないものです。けれどもそんな思いとは裏腹に回復しにくいのが疲労です。
意欲があっても、体調不良であればからだは思うように動きません。その日の疲れはその日のうちにスッキリ解消したいものですね。解消もせずにためこんだままでいると疲労回復に時間がかかってしまうばかりです。
インド5000年の歴史をもつヨガのブームが日本にやってきて数年が経ちますが、最近では国内の人気はブームというよりしっかりと定着してきた感があります。ヨガをはじめてからなんとなく不調だったからだの調子が良くなったとか、気持ちが良いのでつづけているといった声をよく聞きます。
体内のエネルギーバランスを正常に
では、いったいなぜヨガはからだに良いのでしょうか。
オフィスワークなどで長時間同じ姿勢のままでいると、まず疲労の場所が固定され、筋肉繊維は委縮し癒着が起こってしまいます。筋肉への伝達力を高めるためには、筋肉を柔軟にする必要があるわけですね。
ヨガではさまざまなポーズを中心に呼吸法や瞑想を総合的に行うことで、筋肉をほぐし、体調不良やストレスの解消、免疫力アップなどの効果が得られるといわれています。
たとえば、からだがリラックスしているときというのは体内で生命エネルギーが駆け巡っていて、自律神経が安定しています。
ヨガのポーズには全身の力を抜く弛緩のポーズをはじめ、体内のエネルギーバランスを整えるための基本ポーズがたくさんあります。まずからだがポーズを行っているときというのは、自律神経からの信号がきちんと筋肉に伝達されているのです。
ヨガパワーの秘密
そればかりではありません。ヨガのポーズを行うと、筋肉に刺激が送られることで血液循環も整います。その結果、絡みあっていた筋肉繊維は柔軟にほどけ、筋肉に弾力が戻るのです。
呼吸法からもよい効果が得られます。時間に追われる生活をしていると、息を止めたままだったり吸いつづけていることもあります。実は呼吸の乱れは私たちのからだにさまざまな害を及ぼす原因になっています。吸いつづけていると活性酸素は増え免疫力が低下します。
ヨガでは吐く息に注意を向けるように指導されます。からだじゅうにたまった老廃物や毒素が、この吐く息から排泄されるためです。吐く息が強ければ、細胞を目覚めさせからだの身体浄化の効果が得られるといわれます。さらに瞑想などのイメージング法の習得を行えばもっとヨガの良さを実感できるのではないでしょうか。
ヨガパワーの秘密をおわかりいただけましたでしょうか。
ヨガのからだへの効果について
からだ ヨガ
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