健康によい牛乳成分
子供の成長にとって欠かせない健康飲料といえば、カルシウム成分を豊富に含んだ牛乳です。牛乳は私たち現代人の健康をサポートしてくれる手軽な飲料食品なのではないでしょうか。
ところで、牛乳の健康効果とは実際にはどのようなものなのでしょう。
カルシウム摂取量が不足すると、骨が弱くなったりアトピーなどのアレルギー反応を引き起こしやすい体質になります。牛乳には吸収率のよいカルシウム成分が多く含まれているため、強靭な骨を作ります。成長期にとくにカルシウムを補いなさいといわれるのも納得というわけです。さらに牛乳に含まれるタンパク質には、過剰なアレルギー反応を抑える働きがあるようです。
現代人と牛乳
カルシウム、そして栄養価の高いタンパク質のほかに、牛乳の成分には人間にとって生命維持や調整に必要不可欠なミネラル、ビタミンも多く含まれています。また牛乳中のミネラルに含まれるカリウムには、末梢血管を拡張して血圧を下げる働きがあります。
他にも、牛乳に含まれるカルシウムには交換神経の働きを抑制する作用があるため、イライラや緊張を鎮める効果が確認されています。
牛乳の特性を知れば知るほど、現代人の健康促進のためにはなくてはならない食品であることがわかってきます。
熱中症予防にも…
最近とくに注目されているのは、牛乳を摂取するタイミングです。
運動後に牛乳を飲むことで熱中症の予防ができるといわれています。牛乳に含まれるアルブミンというタンパク質が血液中の水分を増やす働きがあるため、運動で汗をたくさん出した時などの体温調節に有効なのです。
私たちが健康維持していくために、牛乳の栄養素が欠かせないことが納得できたでしょうか。
でも牛乳ってコレステロールが高いのでは？ そんなふうに思っている人たちも少なくないようです。実は牛乳はむしろコレステロールを正常値に保ってくれる飲料食品なのです。
30分前後の運動量に対してコップ2、3杯程度の牛乳がおススメです。
カフェ・オレやミルクティーでいただいてみてもよいでしょう。
牛乳の健康効果について
健康 牛乳
