11月22日 小雪 (二十四節気初冬)
小雪(しょうせつ) 十月中 二十四節気
11月22日~12月6日
冷ゆるがゆえに 雨も雪となりてくだるがゆへ也
(暦便覧)
空気も冷えてきて、小雪がちらちらと降り出す頃。山間部では初雪が降るところも。紅葉や銀杏がきれいに色づいている関東では、11月11日に昨年より一週間早い「木枯らし一号」が吹きました。この同じ日に東北や長野の山間部では初雪が降ったようです。二十四節気もいよいよ小雪になり、これからの気象図も、西高東低の冬型の気圧配置が多くみられるようになってきます。
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木枯らし一号
主に太平洋側地域において、10月半ばから11月にかけて初めて吹く、北もしくは西北西の風で、最大風速毎秒約8メートル以上になるものを「木枯らし一号」と呼びます。この時の天気図は西高東低の冬型の気圧配置。因みに、木枯らし一号は関東と近畿でのみ宣言されるのだそう。
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小春日和
晩秋から初冬にかけての、移動性高気圧による春のような天気を小春日和といいます。
小春とは太陰暦の十月を指し、新暦ですと11月あたりになります。ですから、小春日和は初冬の季語になります。初春に小春日和を使うのは間違いなのですね。
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二十四節気とは
一太陽年を春分を起点に24に分割したもので、太陰暦とのずれを調整するのに使われました。12の節気と12の中気を交互に配し、春分・秋分を二分。冬至と夏至を二至とし、立春、立夏、立秋、立冬を四立として合わせて八節としました。
現在では太陽の黄道上の軌道から定気法で算出されています。
二十四節気は約15日ごとですが、それをさらに3等分したものは七十二候。
小雪 二十四節気
二十四節気 小雪