気になる夏の汗対策、どうする?
気温が上がり、汗が気になる人も多いはず。手や顔、ワキに足。汗をかくことで嫌な臭いが発生することも。汗が気になって、出かけることが億劫になってしまってはもったいない!夏に向けて、自分でできる汗対策を始めてみませんか。
■対策その1:効果的な制汗剤の使い方
汗対策といえば、まず思い浮かぶのがドラッグストアに並ぶ制汗剤。いろいろな種類があって「自分に合っているのはどれだろう?」と悩むことはありませんか。配合されている成分も、塗布の方法もそれぞれに異なります。特徴を知り、ライフスタイルや好みに合わせて使い分けるといいかもしれません。
◇スプレータイプ…制汗剤の主流で、手軽に使えるのが利点。塗り直しがしやすく、手軽に爽快感を得られる。
◇スティックタイプ、ロールタイプ…気になる部分に直塗りができ、成分が凝縮されているため、持続的な効果が期待できる。
◇ジェルタイプ、クリームタイプ…スティックタイプやロールタイプ同様、直接塗布することが可能。少量で効果が続く。
■対策その2:体のある部分を冷やすと汗が止まる?
ある部分とは一体どこでしょう。それは……ワキの下や首、手首です。保冷剤や冷やしたタオル、出先なら冷たいジュースの缶やペットボトルを押し当ててみましょう。ワキの下や首、手首には皮膚の表面近くを走っている動脈があり、全身の血液を冷やすことで汗を抑えられるのです。首や手首なら人前でも冷やすことができ、化粧崩れを気にすることもありません。
■対策その3:最終手段!汗を目立たなくする方法
ここまで汗をかく前の対策を紹介してきましたが、手っ取り早く汗を目立たないようにしたいという方には次の方法をおススメします。
1)汗とりパッドを使う
今は汗とりパッドにもさまざまな種類があります。大きさはもちろん、着用する洋服にマッチするカラー展開の商品、ノースリーブの洋服でも目立たない形状の商品など、使う人のニーズに合わせた商品も。ドラッグストアや100円ショップで手に入るので、用途に合わせて選んでみると良いでしょう。
2)汗の目立たない色の洋服を着る
汗との境目が分かりにくい色として有効なのは、極端に濃い色か極端に薄い色です。究極的には黒と白ですが、淡いピンクや水色など薄めのパステルカラーも意外と目立ちません。逆にハッキリした色、濡れたときに濃く発色するカラーは汗との境目が目立ちやすいので、特に夏場の着用には注意が必要です。
番外編:舞妓さんに学ぶ、汗対策
着物に身を包み、おしろいを塗っている舞妓さん。照りつける太陽の下でも、不思議と汗でお化粧が崩れたところを見たことがありませんよね。その理由は2つあるそうです。
1つ目は、動作をゆっくり行うこと。歩くときも、食べるときも、一つひとつの動作に時間をかけると、通常の速さで動くよりも汗をかきにくいのだとか。
2つ目は、着物の紐や帯が胸の周りを圧迫することで交感神経の活動が抑制され、汗をかきにくくしているといいます。そのメカニズムを利用した『汗止め帯』なる商品も販売されているそうです。『汗止め帯』は洋服の下にも着用可能なので、試してみる価値はあるかも?
今のうちから汗対策を万全にしておけば、ストレスフリーの夏を過ごせるはず。
楽しい夏を過ごすためにも、早めの対策を講じましょう!
気になる汗対策、どうする?
汗 対策