ジューンブライドの6月はハッピーウェディングと称されるためウェディングパーティーも多く、親しい友人たちと主役の2人を祝いながら笑ったり泣いたり、またひとつ心に残る素敵な思い出が増えた方も多いのでは? 新婦から両親への手紙の朗読や友人代表のお祝いの言葉に余興など、ウェディングには何かと忘れられないシーンがつきもの。そんな中で、今回は徐々に恒例となりつつある新郎から新婦へのサプライズプレゼントにまつわる素敵なエピソードをご紹介いたします。
日常に隠れたウェディングプレゼントのヒント
他県から嫁いできた新婦は、ウェディングパーティーを挙げる数か月前から新郎宅へ居を移し、ウェディングパーティーの準備や新居の準備をほぼ一人で着々と進めていました。その中で一番面倒だったのが、役所関係や名義変更の類。新婦にとっては、必要になる度に新郎から印鑑を借りなければならないことが面倒で仕方がありませんでした。
「あたしも欲しいなぁ。そうしたらいちいち借りなくてもいいし。」
とっさにそんな小さなグチが口からこぼれてしまう位に。
小さくても重(想)いウェディングプレゼント
連日のように苦労した甲斐もあって、ウェディングパーティーは感動のうちに幕を閉じ、親しい友人たちを招待した二次会も大盛況のうちに終わろうとしていたときに、新郎から新婦へのサプライズプレゼントタイムがやってきました。
何をプレゼントされるのだろうとドキドキしながら手渡されたのは、ゴージャスな花束。
「正直、何をプレゼントしていいのかわからなかったんだけど、この前の話を思い出して、これがいいと思って選びました。」
それと…
新婦専用の実印。
それを見て、毎日仕事で忙しく過ごしていた新郎が、自分のこぼした些細なグチを覚えていてくれたことに驚くや否や、会場内の男性からはどよめきに近い雄叫びが。「オレ、今度そのプレゼントネタいただきます!」という、宣言にも近い歓声が。
新郎から新婦へのウェディングプレゼントは、オリジナリティーに溢れていて、なおかつ実用的で、手放しでは喜べないような重い想いを持ったサプライズプレゼントでした。
新郎から新婦へのウェディングプレゼントについて
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新郎から新婦へのウェディングプレゼント