芸術の国、ロンドン
イギリスと言えば?そう芸術の国!
アートやデザインの最先端を行く国の一つに挙げられるのがロンドン。
世界的に有名なアーティストやデザイナーを輩出してきました。
今でも新しい流行や面白い手法を産み出し、次々と有名なアーティストやデザイナーが育っています。
なぜイギリスでは、こんなに芸術が育ってきたのか?
芸術が育ってきた理由の一つは、まず恵まれた環境です。
良く知られているように、イギリスでは美術館や博物館の入場料は無料です。
大英博物館も、テートモダンもV&Aミュージアムもナショナルギャラリーもどこも無料。
誰でも、いつでも何度でも自由に入ることが出来ます。ロンドン滞在時は特に大英博物館とテートモダンとV&Aには何度も何度も足を運びました。どこもかなり広いので1日では見きれない上に、詰め込み過ぎると頭がパンクしそうになるんです。
ゆっくり時間をかけて何度も鑑賞が私のお勧めです。
美術館を訪れている時、先生に引導された幼稚園児や小学生の団体によく遭遇しました。床にペタンと座ってスケッチしたり、感想を書いたりしているのです。
小さい時からこのような環境を与えられるため、自然と物を見る目が養われてゆくのです。
しっかり系統だった美術館
第二の理由として、美術館や博物館によって系統がしっかり分類されていること。
ロンドンの美術館や博物館には特徴があり、分かりやすいのです。
例えば、オーソドックスな絵画を見たい時はナショナルギャラリーへ。肖像画を見たければ、ナショナルポートレートギャラリーへ。前衛的なものを置いているのはテートモダン。絵画になればテートブリテン。というように、大きな美術館からギャラリーまで細かく区別されています。
そのため、自分の好きなものを発見しやすく、それを伸ばしていくことが出来やすい。
それが芸術の発展する理由なのです。
ロンドンの芸術について
芸術 ロンドン