良い本を作っても売れない
出版社の悩みといえば本を売る方法だろう。
つまり本の販促だ。
従来の出版社では、良い本さえ作れば売れると考えていた。
しかし、どうやらそうも行かないらしい。
いまでは、出版不況とまで言われるほどである。
書籍の出版数が年々増えており、年間で8万冊に届く新刊が登場するようになった。
8万冊を一年365日で割り算すると一日あたり200冊を超える。
200冊、いや200種類ということだ。
新刊本を1冊だけ配本することではないだろうから、200種類の本が数冊ずつ届くのだ。
そう考えると、毎日届く数たるや膨大な量になることは想像に難くない。
そんな本の洪水の中で、読者はどうやって本を探せばよいのだろうか?
本屋に行っても欲しい本がベストセラーに埋もれてしまって見つからないという状況になっていないだろうか。
出版社としても黙って状況に甘んじるわけに行かない。
本の販促に日頃から頭を悩ませている。
まずは、本を知ってもらわなければならないからだ。
本を知らせる方法といえば、新聞の三八(サンヤツ)広告が王道だ。
しかし、新聞広告は読者に届いているのだろうか?
紙面である広告では、残念ながら見たかどうかがかわからない。
なにか、良い方法はないのだろうか?
そんな出版社の悩みに答えたニュースサイトが誕生した。
「本の新聞」である。
http://www.books-news.jp/
本の販促の新法則
「本の新聞」はインターネット経由で誰でも読める。
読者が本を読むためには、本のタイトルを知らなければ手に取ることができない。
本の新聞なら、本のタイトルを知らなくても探し出される。
いや、本のタイトルを知らない読者に本のタイトルを知らせられると言った方がよいだろう。
本の新聞で特徴的なのは、悩みを検索することで書籍を紹介する仕組みだ。
「こんな人におすすめ」「読んだらどうなるか」という対象と効果を基準に選べる。
本の新聞は、書籍専門の広告サイトだ。
検索してたどり着いたユーザーの地域特性やキーワード統計も調べられる。
読者の傾向を知る事で、別の視点から新たにアプローチできるのだから恐れ入る。
出版社が新たな読者を獲得するには、最適な宣伝方法だろう。
http://www.books-news.jp/
本の販促について
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