パワースポット マラソンの神さま パワースポット マラソン

パワースポット マラソンの神さま

最近の生活では、足を酷使する場面は少ないかもしれません。一方では使わないために、足腰が弱って悩む方も。

そこで、今日は変わったパワースポットのご紹介。健脚の神さまを祀るお寺です。

谷中一丁目にある延壽寺「日荷堂」。
ここに祀られている日荷上人は健脚の神さまとして知られます。
日荷堂は、著名なマラソン選手が祈願に訪れることで有名なパワースポット
日荷堂の中には、額の中に履物をあしらった絵馬が飾られています。
様々な意匠の履物が、額に入って飾られている様子は何とも不思議。
絵馬はもともと、寺社に馬を奉納していたところから始まります。
実物の馬ではなかなか奉納も出来ず、受けたお寺も困ってしまいますから、代わりに馬の絵を描いたものや、馬の像を代用するようになりました。
後世、絵馬も様々な種類が見られるようになりましたが、履物の絵馬は大変珍しいと思います。


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日荷上人のパワー

ところで、このパワースポットにいらっしゃる日荷上人とは、どんな人物なのでしょう。

日荷という尊称を授かる前、六浦妙法という名でした。
夢枕に称名寺の仁王尊が立ち、仁王尊が身延山の守護神になりたいと申します。
妙法は仁王尊を運び出そうとしますが、お寺の仁王さまをいきなり担ぎ出すわけにもいきません。
そこで、称名寺の和尚が囲碁好きなことを知って、囲碁の勝負で勝ったら、仁王尊を担ぎ出しても良いと約束をとりつけるのです。
なんと勝負は妙法の勝ち。
和尚は大きな仁王尊を担ぎ出すなんて、本気には思いませんから、笑って適当にあしらってしまいます。
そうして、半分了承を得た妙法は、仁王尊を担ぎ出し、三日三晩歩き続けて、横浜から富士山にほど近い身延山まで仁王尊を届けたのでした。
身延山の住僧はたいそう驚いて、妙法に「日荷」の尊称を授けたのです。


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パワースポットめぐりのコツ

驚きのパワーを発揮した日荷上人。
この力にあやかろうと、マラソンや走る競技のパワースポットとして、今なお注目されています。
最近ではパワースポットだらけで、どこに行けば良いのやら、わからないくらい。
マラソン祈願等、目的を持って訪れるのもよし、自分の趣味や珍しさでパワースポットめぐりをしてみるのも楽しいと思います。

さらに延壽寺には、最近ニュースにも出てくる「八百長」の語源とされる、八百屋の長兵衛の奉納額も。
長兵衛は囲碁が得意でしたが、自分の商品を買ってもらうために、わざと客に負けたりして調子を取っていたのです。(写真では見づらいのですが、下の方に八百長の白文字が見えますでしょうか)

延壽寺を訪れたら、ここもぜひ見逃せないポイント。
パワースポットで、貴重な歴史の足跡を感じてみてはいかがでしょうか。

パワースポット マラソン選手も訪れる日荷堂

パワースポット マラソン

パワースポット~マラソン~

最近では健康のために、日常的にマラソンを行う方も増えてきました。
マラソン選手たちの活躍も多く、マラソンに注目している方も多いと思います。
かつては飛脚など、日本人は脚を使うことが多く、今では考えられないほどの距離を徒歩で渡り歩いたものです。
日荷上人のお話も、富士山のあたりまで歩くとは、とビックリしますが、実は仁王尊を担いだところがビックリするポイントなのかもしれませんね。

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