ザッツニュースhttp://www.zatts.jpザッツニュースの最新の記事スロージョギングのすすめhttp://www.zatts.jp/Reports/view/775http://www.zatts.jp/Reports/view/775歩くほどの速度でゆっくりとスロージョギングをすることに効果があることがわかってきています。 負荷をかければかけるだけ筋肉は強くなると思われていますが 負荷が軽くてもゆっくりとした動きで筋肉を動かし続けると、脳が反応して成長ホルモンを出すのだそうです。 どうしてかというと、筋肉と脳が騙し合いをするから。 元々、末梢血管を強くさせる効果もある有酸素運動。 酸素供給が増すことで脳への効果もあるようです。 スロージョギングなどの有酸素運動は週に3回位でも良いのだそう。 毎日はやらなくていいというのは、プレッシャーがなくていいですね。 さあ、お天気に合わせて気軽にスロージョギングを始めてみましょう。 好きな音楽と共に走るのもおすすめです! Thu, 02 Jun 2016 19:50:56 +0000消えゆくツバメを守ろうキャンペーンhttp://www.zatts.jp/Reports/view/773http://www.zatts.jp/Reports/view/773ツバメの子育て状況調査2016が開始! : 4月ごろに飛来する鳥「ツバメ」。 二十四節気では4月5日頃のこの時期を「清明」といいます。 七十二候では「清明、玄鳥至」。玄鳥とはツバメのことです。 暖かな南東風と共に日本各地にやってくるツバメは、春に家の軒下などに巣をつくって子どもを産み育てます。そういえば、最近ツバメを見かけなくなったなあという気がしていましたので、どうしてだろう?と調べてみると、何やらカラスがツバメの巣を襲うのでツバメが減少しているのだとか。 近頃はすっかり悪役ぶりが板についてしまっているカラス。私たち人間がカラスにゴミを漁られないようにと防御対策に入念になったら、今度はツバメを襲っているのでしょうか。 ○ツバメの子育て状況調査2016が開始! 野鳥の会が、全国のツバメ情報の提供を呼び掛けています。 「ツバメの子育て状況調査」は2013年から行われていて、4年目の今年2016年も4月1日から調査が開始されました。 ⇒ http://tsubame.torimikke.net/ ツバメの巣を見たよ!という方は誰でも参加OK。 是非エントリーしてみてください。 Mon, 04 Apr 2016 09:20:03 +0000ホームページを格安で制作!集客が見込めるホームページhttp://www.zatts.jp/Reports/view/766http://www.zatts.jp/Reports/view/766ウェブ新聞社の格安ホームページで集客拡大! : 『ホームページを作ったけどお客さんが来ない!』『更新の手間がかかりそう・・・』『ホームページを作りたいけど予算が・・・』と、お悩みの方、一般社団法人ウェブ新聞社の格安ホームページ、『ニュースサイトシステム』を導入しませんか? 一般社団法人ウェブ新聞社が制作するオリジナルのシステムを搭載したホームページは、ただの格安ホームページではありません! 『格安!』『簡単!』『集客!』の三つの特徴を兼ね備えたホームページをご提供いたします。 ○月々9,000円から利用できる!格安ホームページ! ホームページを導入する際、一番気がかりなのが『コスト』。 ウェブ新聞社の制作するホームページは月々9,000円からご利用頂けます。 ○更新が簡単!ブログ感覚で記事を登録・掲載! ブログをやっている、パソコンで文章が打てる、これだけで簡単にホームページを更新できるため、難しいインターネットの専門知識はいりません! ○キーワードアシストシステムで検索上位表示に優位! ウェブ新聞社の独自のシステム、『ニュースサイトシステム』は、『記事』を掲載する事で、ホームページが更新できます。 見込み客に対して『キーワード』を設定する事によって、記事のページが検索エンジンのGoogle、Yahooに上位表示され、集客拡大に非常に優れたホームページになります。 一般社団法人ウェブ新聞社オリジナルの格安ホームページ制作  『ニュースサイトシステム』の概要はコチラ http://www.news-sites.jp/system.html Wed, 17 Feb 2016 23:19:01 +0000格安フィリピン語学留学http://www.zatts.jp/Reports/view/754http://www.zatts.jp/Reports/view/754フィリピン留学のメリット : 格安語学留学と言えばフィリピン。最近では随分多くの日本人がフィリピンに語学留学に行くようになりました。その多くはフィリピンの有名リゾート地セブ島。さながら旅行気分で英語を学べると好評です。 フィリピンには現在、100以上もの語学学校があるといわれており、その多くは韓国資本の学校です。日本でフィリピン留学が浸透する10年以上前から韓国では「英語を学ぶならフィリピンで」が常識だったようです。 そんなフィリピン留学、その最たるメリットは「マンツーマン」授業が格安で受けられること。マンツーマンならスピーキングに自信のない人でも臆することなく話ができるので英語が全く話せない人にも安心です。例えたどたどしい英語でも優しく会話をつなげてくれるフィリピン人の先生には感激する人も多いのだそう。全く話せない中学レベルの人でも、3か月後には大分英語に慣れてくるといいます。英語のシャワーを浴びているような毎日なら耳や脳も英語にもなじんでくることでしょう。 Mon, 16 Nov 2015 16:05:16 +0000あけましておめでとうございます。 古書買取なら大山堂書店http://www.zatts.jp/Reports/view/715http://www.zatts.jp/Reports/view/715今年も大量、全国、古書買取に伺います! : 今更ながらあけましておめでとうございます。 1月に入ると雪が多い地域には古書買取に行けなくなります。 そのため、着払いで送ってもらうわけですが、考えてみますと、その荷物を送ってくれる運送会社の人々と車があるわけです。 その車は雪対策を万全にして、荷物を運び、営業所では仕分け、伝票の整理、そして運賃の受け取りとなるわけです。 運ばれてくる本達もお客様が丁寧にダンボールに梱包してくださる前までは書棚に収まり、読まれてきたわけです。 誰かが作品を書き残さないと本になりませんし、編集や印刷、製本と出版に携わる人もそこにはいて、書棚に収まる流通があるわけです。 この様に考えると、ただ 「それじゃ、お売りしたい本をお送りください」 というだけでは全てに対して失礼のような気がしてきます。 お客様は梱包するためのダンボールをどこから手にいれるのでしょうか? 伝票を取りに行かなければならないでしょうか? そもそも、本を正しく査定してくれるか心配のもと作業しているのです。 今年も大山堂書店は、さらに襟を正して、いかなる古書買取においても心から感謝をして本達を迎えたいと思います。 どうぞ今年も宜しくお願い致します。 ************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、 スノータイヤでどこでもお伺いできる大山堂書店 までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com ***************Mon, 12 Jan 2015 09:13:09 +0000良いお年を!http://www.zatts.jp/Reports/view/712http://www.zatts.jp/Reports/view/71212/29今日で仕事納め : 今年も残すところ今日を入れてあと三日。 皆さまのお蔭で良い年越しを迎えられそうです。 トイレ掃除やエアコンのフィルター掃除、そして この時期毎年恒例のシャッター清掃を終えました。 国道沿いに店舗があるため、結構汚れるんですよね。 シャッターを洗いながら今年の古書買取現場を思い出し、 改めてお客様に感謝です。 また、今年一年頑張ってきたお店とスタッフに感謝しながら 仕事納めをすることができたこともありがたいことです。 来年もよろしくごひいきをお願い申し上げます。 それでは引き続き良いお年を! ************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、 年始は1月5日からの大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com ***************Mon, 29 Dec 2014 11:20:59 +0000Web読み物「おきまちがえたプレゼント」④http://www.zatts.jp/Reports/view/708http://www.zatts.jp/Reports/view/708Web読み物「おきまちがえたプレゼント」④ : Web読み物「おきまちがえたプレゼント」です。クリスマスのオリジナル童話をお届けしていきます。 今回は最終回です。 Web読み物「おきまちがえたプレゼント」 子どもの大きなゾウは、ふしぎに思いながら、ふくろうおばさんのいうとおりにしました。 森のネズミたちは、山のような野菜でつくったクリスマスツリーをかこんで、クリスマスのお祝いをしています。 ゾウは、小さなネズミたちをふまないように注意しながら、ちかづきました。 「このクリスマスツリーは、ネズミさんたちがつくったの? どうやって、こんなに野菜をあつめたの?」 いっぴきのネズミが、こたえていいました。 「サンタさんが、プレゼントしてくれたのさ。どうだい、りっぱだろう」 ネズミたちのうれしそうなようすを見て、子どもの大きなゾウも、たのしくなりました。 「そうだ、ぼく、このクリスマスツリーに3つの赤い実をかざろう。なにしろ、ピカピカつやつや光って、真っ赤で、とってもきれいだから」 Wed, 24 Dec 2014 08:14:46 +0000Web読み物「おきまちがえたプレゼント」③http://www.zatts.jp/Reports/view/707http://www.zatts.jp/Reports/view/707Web読み物「おきまちがえたプレゼント」③ : Web読み物「おきまちがえたプレゼント」です。クリスマスのオリジナル童話をお届けしていきます。 今回は第3話です。 Web読み物「おきまちがえたプレゼント」 大きなゾウは、森の中で、かしこいふくろうおばさんに、そうだんしてみました。 「ふくろうおばさん。この3つの赤い実、きれいでしょう」 ふくろうおばさんは、「ホー」といって、ゾウのそばにおりてきました。 ふくろうおばさんは、めったに地上におりてきません。 いつも木の枝にとまって、いろんなことをかんさつしているからです。 Mon, 22 Dec 2014 14:15:12 +0000大掃除、本を処分するならhttp://www.zatts.jp/Reports/view/709http://www.zatts.jp/Reports/view/709古本査定、古書買取をお願いしてみてはいかがか? : 一週間に一度、資源ごみの日がありまして、 先日、うちの近くのゴミ捨て場所に「本」が 捨ててありました。 たまにエッチな本なんかが捨てられていることがあって、 資源ごみの日に出さないで燃えないゴミの日に出す人 がいたものです。 もうそのエッチな本じゃ燃えなくなっちゃったのでしょうね、きっと。 そんなどうでもよい話ではなくて、今回のお話は資源ゴミに 出す本の価値の見分け方についてです。 今回、捨てられていた書籍を一瞥したところ、園芸関係と 江戸東京関係などの雑本でした。 江戸東京関係は人気がある分野ですが、発行部数が多い 書籍はほとんど価値が出ません。見たところ貴重な書籍が 一冊もなかったので、 「ああ、捨てた人は業者に古本見積してもらったんだな」 と思ったものです。 いわば、出がらしのように残った本達の末路はこのように 資源ごみとして捨てられてしまうのが現状です。 園芸百科など今ではほとんど価値のないものですから ただ重たく場所をとっていたであろうと察せられます。 捨てるに忍びなかったものでも、実際に捨ててみると部屋が 見違えるほど広くなるなんてこともあり得ます。 大掃除時期以外で、引っ越しの前なんかもこのように捨てられて いるなんてことが多いものです。 さて、その捨てるとなった時ですが、量が多いようでしたらやはり 一度古書店に古本見積をしてもらってからのほうがよいと思います。 当店では目安としまして100冊以上から古本見積にお伺いすると ホームページ上では書いていますが、たいていお電話いただいて ジャンルや本の状態を聞いただけで大まかな判断ができるものです。 先述しましたように、出版年が比較的新しく、また何刷りもされた ようなポピュラーな書籍はほとんど価値がなく、古書買取対象には ならないことがあります。 しかし、活かせられる本はとことん活かす市場や流通、意識を高く もっているのが古書店ですから、まずはお気軽に電話してみては いかがでしょうか。 (着払いで宅配する場合も前もってお電話いただけると助かります) ************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、 その本が萌える萌えないにかかわらず、大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com ***************Sat, 20 Dec 2014 16:02:09 +0000Web読み物「おきまちがえたプレゼント」②http://www.zatts.jp/Reports/view/706http://www.zatts.jp/Reports/view/706Web読み物「おきまちがえたプレゼント」② : Web読み物「おきまちがえたプレゼント」です。クリスマスのオリジナル童話をお届けしていきます。 今回は第2話です。 Web読み物「おきまちがえたプレゼント」 小さなネズミは、毎年、小さな木の実のプレゼントを楽しみにしていました。 クリスマスの日の朝、小さなネズミはめざめて、おどろきました。 あたまのすぐそばに、山のような野菜があるではありませんか。 「今年のプレゼントは、かわっているなあ」 小さなネズミは、よろこんで野菜をかじりはじめました。 なにしろ野菜って、けんこうに良いですからね! そのうち、食べきれなくなって、他のネズミたちを呼んで、みんなで山のような野菜を食べることにしました。 けれども、山のような野菜は、なかなかへりません。 Fri, 19 Dec 2014 21:13:00 +0000Web読み物「おきまちがえたプレゼント」①http://www.zatts.jp/Reports/view/704http://www.zatts.jp/Reports/view/704Web読み物「おきまちがえたプレゼント」 : Web読み物「おきまちがえたプレゼント」です。クリスマスのオリジナル童話をお届けしていきます。 どうぞ息抜きに、ごらんください。 Web読み物「おきまちがえたプレゼント」 サンタさんには、1年のうちに1回だけの、たいせつなしごとがあります。 クリスマスイブの夜、みんなが寝しずまったころに、サンタさんはプレゼントをくばります。 鈴をつけたトナカイと、金色のソリをじゅんびして、たくさんのプレゼントを白い布の袋につめてしゅっぱつするのです。 きょうは12月16日ですから、サンタさんは、そろそろじゅんびをはじめているころでしょう。 サンタさんがこのしごとをつづけてきたのは、プレゼントを見て、ぱあっとよろこぶ、みんなの顔がみたいからなのです。 ですから、サンタさんにとって、このしごとは苦ではありません。 とてもわくわくして、うれしいことなのです。 人間にプレゼントをおくるように、森の動物たちにもサンタさんはプレゼントをじゅんびします。 そうでないと、ふこうへいでしょう? Tue, 16 Dec 2014 11:41:55 +0000会議室予約について「ホテルにある会議室のススメ」http://www.zatts.jp/Reports/view/703http://www.zatts.jp/Reports/view/703会議室予約「ハイグレードな会議室、どこで借りる?」 : 会議室を予約したい。会議室を予約する時に、何を基準に会議室を選んだら良いのか。 会議室を予約しようとインターネットで調べ始めると、貸し会議室情報の多さに、とまどってしまうかもしれない。 最初に日程や人数、価格など、基本的な情報を考えがちだが、ビジネスシーンとして会議室を予約する時に、一番注目したいのは会議に招く相手への印象だ。 そこで会議室予約に迷ったら、まずは会議室を利用するビジネスシーンを思い浮かべてみる。 どんな相手と、どんな内容の会議をするのか。 会議室を予約する際は、取引先の相手に「おもてなし」の心が伝わるような空間を選びたいもの。 思い浮かべたビジネスシーンがハイグレードであるなら、ホテルにある会議室を予約するのがおすすめだ。 Tue, 09 Dec 2014 11:25:04 +0000ホテルの会議プランがおすすめhttp://www.zatts.jp/Reports/view/702http://www.zatts.jp/Reports/view/702ホテルメトロポリタンの会議プラン : セミナーや講演会など、大切なお客様をお呼びする際の会議場選びには悩むところ。貸し会議室やレンタルルームなどはいろいろとありますが、会議場のクオリティと言う点ではカジュアルになってしまうこともあるでしょう。 また、遠方から来て頂くお客様のことも考えると、会議場までの交通の利便性なども考慮する必要があります。 シティホテルには人数に応じた会議室や宴会場があります。用途に合わせたテーブルのセッティングも応用可能。例えば、セミナーの後にちょっとしたバンケットレセプションに移行することも。折角いらして頂いたお客様を移動させることがありませんから、お天気の良くない日にあたってしまっても安心です。 池袋のホテルメトロポリタンでは様々な人数や用途に合わせた会議に対応しています。スクール形式や、シアター形式などご希望のレイアウトに合わせた会議場を用意。ミネラルウォーターやコーヒー・紅茶のサービスをはじめ、ランチタイムのお弁当などもオプションで付けられるのもうれしいところです。 プロジェクターやスクリーンなどの映像機器や音響機材も揃っていますから、準備に手間取ることもありません。 何といっても、ホスピタリティーのあるシティホテルですから、様々なお客様のご要望にも柔軟に接してくれる点も安心です。お客様主体で選ぶなら、ホテルの会議プランをお勧めします。 ホテルメトロポリタン 〒171-8505 東京都豊島区西池袋1-6-1 池袋駅西口から徒歩3分 Tue, 09 Dec 2014 11:24:57 +0000東京で会議をするならシティホテルhttp://www.zatts.jp/Reports/view/701http://www.zatts.jp/Reports/view/701ホテルの会議室を借りるメリット : 東京都内で会議やセミナー、イベントなどを開く際、場所の選択は重要なポイントになってきます。主要駅から近いなど利便性が良いことはもちろんのことですが、東京都内によくあるレンタル会議室などは、大抵カジュアルなイメージの会議室です。また、スチール机や事務用椅子が使われていることも多く、セミナーや講演会のイメージダウンになってしまうことも考えられます。 大切なお客様をお呼びしての講演会やセミナー、重要な契約を取り交わす会議など、場のクオリティを高くする必要がある場合などには、シティホテルの会議室を選んでみてはいかがでしょうか。高級感のあるシティホテルの会議室なら主催者側への信頼感も増すでしょうし、お客様への対応も安心してホテルにお任せできます。アフター会議の打ち上げや軽いミニパーティーにも対応可能なのもうれしいところでしょう。 Tue, 09 Dec 2014 11:24:50 +0000東京都内で会議室選び おすすめスポットhttp://www.zatts.jp/Reports/view/700http://www.zatts.jp/Reports/view/700東京副都心「池袋」おすすめ会議室とは : 東京で会議室を借りると言っても、選択肢は広い。東京都内で会議室を選ぶなら、東京副都心「池袋」も視野に入れてみてはいかがだろうか。 東京にある貸し会議室の数は多い。意外と知られていないのが、ホテルにある会議室である。高級感のあるホテル会議室で商談をし、東京の賑やかな街で少し打ち解けた時間を共有するのもいいかもしれない。 東京副都心、池袋にあるホテルメトロポリタンは、池袋駅西口から徒歩3分とアクセスしやすい。広々とした1階ロビーは、大きなフラワーアレンジメントが訪れる人の目を楽しませてくれる。 会議室を借りる際、空室状況など詳細はホテルに問い合わせて確認してほしい。 東京都内で少しハイグレードな会議、商談におすすめしたい会議室である (※写真はホテルメトロポリタン) ホテルメトロポリタン 〒171-8505 東京都豊島区西池袋1-6-1 池袋駅西口から徒歩3分 Tue, 09 Dec 2014 11:24:40 +0000古書買取人までのストーリー。仕組まれた試練その11http://www.zatts.jp/Reports/view/693http://www.zatts.jp/Reports/view/693これはある古書店で行われているフィクションの修業物語 : ≪修業のひと段落(後半)≫ 「結婚、おめでとう!」 結婚式場にはお祝いの掛け声が飛び交っている。 それを見ながらにこにこしながら主賓の席に座っているのは店長。 花嫁の手を握り、結婚指輪を指に通しているのは例の若い店員である。 新婦側の両親席には、以前の古書買取現場で派手なポロシャツに襟を立てて遺影に写っていた初老の父親と、仏壇に話しかけていたその妻が並んで座っている。(←要、前々回の記事参照のこと) 「うちの娘を紹介したい」と言っていた方法がまさか古書買取現場を使って仕組んでいたとは…。 今、挨拶で舞台に上っていく店長はこの運命を占っていたのだろうか。 「ご結婚おめでとうございます。私はご両親の古くからの友人で、ご挨拶させていただきます。私の店の店員とまさかこのように結ばれたのは占いの示した運命だったのではないでしょうか…」 店長が馴れ初めを話し始めるので若い店員は当時を思い出していた。 二回目にお伺いした時、なんと店長はすでに彼女の部屋で本棚をみていた。 「店長、もう来ていたんですか?現地待ち合わせって言ったって、中で待っているなんて…」 「お前がどのように仕分けしたか見たくてな」 彼女が丁寧に挨拶をする。 「先日は取り乱してしまいましてすみませんでした」 「いえいえ、私もいろいろ勘違いしていたみたいで」 今回会った時のほうが断然綺麗に見える。若い店員のほうが何を話したらよいのか取り乱しそうになった。 「お前が来る前に時間があったからお客さんとお前の話をしとったんだが、確かお前はバツイチとかではなかったよな。彼女もおらん一人もんで…」 「店長!余計なこと大声で言わないでくださいよ」 若い店員は顔が真っ赤になっている。 店長はなぜ大声でこのような確認ごとをしなければならなかったのであろうか。 それは、 すぐ隣のドアに例のポロシャツの父親とその妻が聞き耳を立てているからであった。 「うまくいってほしいな、母さん」 「うまくいくに決まっているわ、だってあの子が占って運命の人と出たんですから…」 「しかしもっと会話がよく聞こえたらよいのだが」 「あなたの耳が遠くなったのよ」 父親の方はまたサプライズで出ていくタイミングを計るためなのだろうか、耳をドアに押し付け、なぜかポロシャツの襟をピンと立て直している。 「おい、母さんや。なにやら娘を『貰い受けします』というような話をしているらしいぞ」 「あら!店長がどんどん話を進めてくださったのかしら?」 古書買取現場では、「○○円で貰い受けします」や「(これら生きてきた証である古書を)大切にします」なんてことはよく話されているのだが…。 「おい!うちの娘を『大切にします』って言ってくれているようだぞ…」 涙腺が緩くなった父親は感極まって「おめでとう」とサプライズのごとく出ていくタイミングを逃したかのようだ。感涙にむせている父親を横に妻が聞き耳を立てると、 「よし、そうと決まったら紐で縛って車に詰め込むぞ!」 と、訳のわからない会話が話されているのに驚いた。 「あなた!うちの子を紐で縛って連れていくって…」 父親の涙跡のある顔が赤鬼と変わってドアを開けると買い受けた本を縛って車に運んでいる頼もしい若者がキョトンとしていたっけ・・・。 結婚式場に笑い声が続いている。 「みんなが騙されたようで私は愉快でした」 花嫁も両親も苦笑している。父親は感涙を目に溜めているようにも見える。店長のスピーチは終わりに近づいていた。 「この若い店員は古本を見積もっているようで、実は自分自身が相手から見積もられていたことを知ったわけです。一人前の古書買取人になるには、紳士な態度で真剣に見積り、そして『手放すお客さん側、貰い受ける店側、そして古書たち』の三方良しとなってはじめて幸せが循環するということを念頭において作業しなければなりません。さらにこれからは隣にお座りの花嫁さんと幸せの環を強く広げていけることを祈っています。ご結婚、本当におめでとうございます」 泣き笑いの会場。とりわけ若い店員が号泣している。 結婚というめでたい日に古書買取人としての薫陶を皆の前で受け、一人前の古書買取人として認めてもらえたような気がした。 試練はまだまだ続く。 今度、この若い店員があなたの家に古書買取にいく時はどうか温かく迎えて欲しい。 書籍を通じて人は出会い、成長していくものだから・・・。 終わり ************* 古本見積、古書買取のご用命は大山堂書店まで! フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com *************Fri, 21 Nov 2014 13:34:05 +0000東京ろまん建築巡礼・日本基督教団富士見町教会http://www.zatts.jp/Reports/view/690http://www.zatts.jp/Reports/view/690東京有数の歴史ある教会 : 東京・JR飯田橋駅西口を降りると近年ここは再開発地域としてオフィスビルや高層マンション、大学などが整備され目を見張るばかりの変貌ぶりです。 富士見町教会はこの小さな四つ角の角地に100年以上も歴史を見守ってきた教会です。 教会創立の当初は麹町一番町の借家に始まり、1887年末には麹町区一番町48番地に教会堂を建てて、移転し、そこが手狭になったため1906年には富士見町(現在千代田区富士見)に移転し、会堂を新築しましたが、1923年の関東大震災で会堂は全焼してしまいました。 そこで宮内庁から払い下げを得た現在地に1929年会堂が再建されました。長く親しまれた会堂でしたが、老朽化のため1985年に近代的な会堂に一新しましたが、2013年には飯田橋駅西口地区の再開発にともない現在の場所に新会堂を改築したとのことです(同教会ホームページ参照)。Thu, 13 Nov 2014 01:18:56 +0000東京ろまん建築巡礼 旧文化学院(BS日本放送) http://www.zatts.jp/Reports/view/689http://www.zatts.jp/Reports/view/689東京の中心にあるユートピア建築 : 「オチャノミズ」不思議な響きを持つ地名です。東京にいる人にとっては馴染みがありますが、地方の人たちには珍しい地名に聞こえるようです。学校や橋の名前は「お茶の水」と表記しますが、駅名は「御茶ノ水」です。残念ながら町名としては残っていません。 日本のカルチェラタンとも呼ばれる東京・お茶の水に素敵な建築が残されています。 旧文化学院の校舎です。西村伊作、与謝野晶子、与謝野鉄幹、石井柏亭らによって創設され、「国の学校令によらない自由で独創的な学校」という新しい教育を掲げ、「小さくても善いものを」「感性豊かな人間を育てる」などを狙いとした教育が展開されたのだそうです。日本で初めての男女平等教育を実施、共学をモットーとしました。日本文化のみならず、キリスト教精神、西洋文化的教育が盛んに行われ、教員に多くの外国人を登用しました。創立当時から制服はなく、和服より洋服を推奨し、当時生徒のほとんどが洋服を着ていたそうです。その頃から文化学院はモダンな学生の集団として見られていたようです。 創立当時から、多くの日本を代表する著名人、文化人、芸術家、西洋人たちによって教育が行われ、さらに多くの著名人、文化人、芸術家を生み出しています。日本の現代史、文化史においても重要な位置づけにあった学校なのです。 Thu, 13 Nov 2014 00:18:33 +0000東京ろまん建築巡礼・カトリック神田教会http://www.zatts.jp/Reports/view/688http://www.zatts.jp/Reports/view/688東京の中心に建つ歴史ある教会建築 : 東京・JR水道橋駅東口横の白山通りを南下していくこと歩いて8分。 通りからも大きな教会がそびえているのが目に飛び込んできます。これがカトリック神田教会です。以前にご紹介したカトリック築地教会と、この神田教会は、東京において明治期のキリシタン禁教の解禁後に比較的早い段階から日本人に向けて開かれていた教会で、美しい建築物として知られている現在の聖堂は国の登録有形文化財に登録されています。 1872(明治5)年、フランス公使ベルトミーを介して、現在の千代田区三番町にあった旧旗本亀井勇之助の家屋敷を借りて司祭養成の神学校を開校しました。当時はまだキリスト教が禁止されていたため、表向きは英語・フランス語・ドイツ語の他、ラテン語を教える外国語学校としました。この学校は1874(明治7)年、増え続ける入学志願者を収容しきれなくなったため、再びベルトミーに助力を願い、神田区猿楽町(現在の千代田区西神田1丁目)の土地を購入して移転しました。そしてこの学校の大広間に聖フランシスコ・ザビエルを保護聖人とする聖堂が設置されたのがこの教会の始まりでした。 Tue, 11 Nov 2014 02:02:55 +0000古書買取人までのストーリー。仕組まれた試練その10http://www.zatts.jp/Reports/view/687http://www.zatts.jp/Reports/view/687これはある古書店で行われているフィクションの修業物語 : ≪修業のひと段落(前半)≫ 易占に関する書籍を売りたいと若い女性から連絡があり、若い店員が一人、車で古書買取に向かった。 若い女性の部屋に入ることを緊張した若い店員は白い手袋をして古本査定をし始めた。 「ずいぶんと占いに関する書籍が多いですが、占いを生業としているのですか?」 「はい、占星術や手相もできます。でもどうやらもう手放したほうがよいと占いに出まして・・・」 「すごいっすね。自分のことも占えるわけですか。俺のことも占ってくださいよ」 ドキドキしているのは女性の部屋で査定しているだけではなく、目の前の女性が好みだからであろう。 若い店員は顔を赤くしながらも必死に話せるキッカケを模索していった。 「すみません。調子に乗り過ぎました。占いはお金を払って見てもらうものでしたよね」 「それでは古本査定が終わってから見ましょうか?生年月日と氏名をここに書いておいてくださいね」 ん?つまり査定金額が占い代より高くならなければ赤字ということだろうか? 若い店員は手袋をし直し、古書買取対象となる書籍を本棚から取り出し始めた。 本棚の上に何か古い封筒のようなものに本が入っている。 おそらく彼女の背の高さだと見えなかったに違いない。 「何でしょうね、これ」 「さぁ?開けてみてください」 封筒の中から出てきたのは四柱推命学に関する古い書籍だった。 「あ!この本、師匠からいただいていたものだわ。ずっと見当たらなかったので、師匠に謝ったら 『運命の時に現れるから心配しないで』と言われていたんだっけ…」 とても大切な本なのだろう、彼女は食い入るように読んでいるので、若い店員は仕分けと査定を黙々と続けた。 もうそろそろ作業が終わるというところで、彼女が 「ああ!なんてことなの!」と感嘆の声を漏らした。 手には若い店員が書いた生年月日と氏名のメモが握られている。 「あの~古本見積が終わりましたけど…」 おそるおそる声をかけてみると、彼女はうつむいたままつぶやいた。 「うらない…」 「……」 え?この期に及んで書籍を売らないということなのだろうか? 「その~どういう意味でしょうか?」 「あ!ごめんなさい。この師匠からの本を頼りに改めて卦を構成していったらビックリしたもので…」 「……」 この世界にどう入っていったらよいのだろうか?若い店員はドアのほうに後ずさりし始めた。 「無理して手放さなくてよろしいですよ。それに体調がよろしくないなのでしたらこれで失礼しますし…」 「あら、帰ってしまうの?そんな…。 でも、今は何を話したらよいかわからないわ。 そうね、また改めていただくってことはできますか?」 「は、はい」 こんな不思議ちゃんに次も付き合えるか自信がないのだが、店長から 「お客様はどこでどのようにつながっているかわからないものだから、大切にしなさい」 といつも言われているだけに、次回の約束をして帰ることにした。 帰ってから事のあらましを店長に話した。 「参りましたよ。見積に行って金額も言わないうちに『うらない』って…」 「そうか・・・その時、彼女は何をしとった?」 「四柱推命・五行陰陽の本をもとに、占星術などの書をひっぱり 出してきて何やら占っていたような…」 「そうじゃろ。よっぽどの卦や相が出ていたのじゃろう、『占い』で…」 「え?そういうこと?」 「どれ?次回はわしも一緒にいってやろう。こう見えても易には詳しいからの」 店長は買い取る本の利『益』にも詳しいが『易』にも詳しかったとは。 若い店員は店長の頼もしい申し出をありがたく受けることにした。 まさか、この古書買取現場まで仕組まれているとはこの時は気付かずに…。 ************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、数々の 修業を乗り越えた買取人がいる大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com *************** Mon, 10 Nov 2014 14:18:01 +0000東京ろまん建築巡礼 東京ルーテルセンター(旧日本神学校)http://www.zatts.jp/Reports/view/686http://www.zatts.jp/Reports/view/686東京の中心、再開発地域に建つ歴史的建築 : 飯田橋界隈と言うと、西口の警察病院跡の再開発が進み、現代的な高層ビルがいくつも建ち、その街並みを変貌させています。意外に高低差のある土地で、駅から東京大神宮の坂道を下った「富士見」には貴婦人のようなシンプルで美しい建物もあります。その建物とは「東京ルーテルセンター」戦前、日本神学校というキリスト教の牧師を養成する学校として建てられたものです。 外観から見ると、リフォームがなされて建てられてから新しい建物のように感じられますが、1937(昭12)年に竣工したという東京都の選定歴史的建造物にも指定されている建築物です。 設計は大阪の住友本社ビル(昭5年)の設計などで知られる長谷部鋭吉(1886−1960)によるものですが、彼は住友関連の建築物を手がけた建築家で、現在も関西にはいくつかの作品が残存しています。 Mon, 10 Nov 2014 01:32:52 +0000古書買取人までのストーリー。仕組まれた試練その9http://www.zatts.jp/Reports/view/680http://www.zatts.jp/Reports/view/680これはある古書店で行われているフィクションの修業物語 : ≪前回のつづき 古本見積を自分だけで(後半)≫ 古い木箱に入った和装本が仏壇の近くから出てきた。 おそらくこれが今回の目玉になることだろう。いくらにつけるか・・・。 ISBN(国際基準図書番号)やバーコードがない本の査定は難しい。 店長は長年の経験から、この状態の良さ、誰にどのように売るのか、 売れるまでの予想期間(経費)と実際の売値を計算していく。 その金額が若い店員のものとどれくらい差が出るかを店長は楽しみ にしているかのようだ。3万円以上の差が出るようなら落第だが・・・。 若い店員は白い手袋をし始めた。手に汗をかき始めたのだろう。 汗で木箱に指紋をつけてはいけないし、ましてや綺麗な和紙の 和装本を汚すわけにはいかない。 その白い手袋をみて奥様は葬儀屋でも思い出したのであろうか。 不意に仏壇にお線香を灯しはじめた。遺影にしては派手なポロシャツで、 にこやか過ぎる亡きご主人に話しかける。 「あなた。この人、今、あなたの生きてきた証に値段をつけようとしているわ」 (ん?生きてきた証?) さっきまで「やりづらいな~」とぼやいていた若い店員はハッとした。 今、古書買取価格を決めようとしているのは和装本や書籍といった商品では ないのではないか!そう、それは持ち主にとっては生きてきた証なのだと・・・。 お線香の香りがさらに遺品としての古書籍を再認識させる。 「チ~ン」 と、お鈴が鳴って奥様と店長までも仏壇に向けて合掌している。 若い店員にはお鈴の「チ~ン」という音が古本査定時間の終わりの 合図のように聞こえた。 いつも店長が話すような、古書をとりまく現在の環境と総評を話し、 いよいよ買取価格を伝えることになる。 この時点で店長が「いくらだ?」と内々で聞いてこないのは、若い店員 の見積額を信頼しているからなのだろうか。伝えることをあごで促すのである。 「全部で18万円です」 店長が15万円だと見積もっていたら誤差3万円の範囲だし、20万円だと 見積もっていても3万円の範囲になるわけだ。 若い店員は店長の顔色を伺う。 すると、店長は奥様の顔色を伺う。 奥様はというとドアのほうを伺っている。いったい誰か来るというのだろうか。 「バタン!」 ドアが開いたと思ったら、 「いや~!おめでとう!!ピッタリかんかんじゃないか!18万円!」 なんと遺影そのまま、派手なポロシャツの襟を立てたご主人が顔を出したのであった。 若い店員の顔は引き攣っていた。 「よかったわね。これで試練が無事に終わったじゃないの。 それではあとで約束通りうちの娘に紹介してやってよね。」 「どうじゃ?びっくらこいたじゃろ?」 店長たちは満足そうにはしゃいでいる。いつまで経ってもくどくて鬱陶しい。 若い店員はめまいがしていた。 それは死んだご主人が入ってくるというサプライズよりも、まさか買取先まで 仕込んでいた店長に「ここまでやるか」と呆れたからだ。 帰りの高速道路での車中で若い店員は無言であった。 「あのまま白い手袋で店長の首を絞めて、線香をあげるようなことにならなくて よかった」と笑い話になるにはしばらく時間がかかった試練であった。 この日を境に一人で買い取りに出かけられるようになったわけだが、 若い店員の修業はまだまだ続く。 店長が次の修業のためにどんな仕組みを仕込んでいるかも知らずに・・・。 ************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、数々の 修業を乗り越えた買取人がいる大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com ***************Wed, 22 Oct 2014 17:10:58 +0000古書買取人までのストーリー。仕組まれた試練その8http://www.zatts.jp/Reports/view/678http://www.zatts.jp/Reports/view/678これはある古書店で行われているフィクションの修業物語 : ≪古本見積を自分だけで(前半)≫ 若い店員は日曜日なのに休まず仕事に出てきた。 「今日の古書買取現場は高速道路を使うんでしたっけ?」 埼玉県と聞いていたから近いものだと思っていたら、関越自動車道に乗って、 本庄児玉ICで降りるとのこと。店長の知り合いからの古書買取依頼らしい。 「今度、一人で古書買取に行かせてくださいよ。店番ばかりじゃつまらないっすよ」 「何言っておる。古書の知識が実になり、流通の妙が身につくのに3年は必要だわい。 桃栗三年、柿八年というように『店売り三年、買い八年』じゃぞ」 「って、もう3年以上経ってんじゃないっすか?」 「そう、だから今日は日曜日なのに出てきてもらって、お前さんに一連の流れを 仕切ってもらうことにする。一人でどれくらいできるかただ見ておるからの」 「マジ、神!あざ~す。任せてください!」 と勇み喜んだ若い店員は気付いていただろうか、その神と呼ばれた店長が 悪魔のような笑みを口元に残していたことを・・・。 大きな家には初老の奥様だけが待っていた。亡くなったご主人の書籍を処分したい とのことで、大きな仏壇のある部屋に案内される。 「ほら、あなた、みえたわよ。この方々があなたの本を引き取ってくれるんだって」 と仏壇横にある遺影に向かって話しかける。 遺影のご主人はポロシャツの襟を立てて業界人のようににっこりと笑っている。 「ご無沙汰しております。今日の古本査定はこの若造が行いますから」 「まぁ、イケメンじゃないの。うちの娘にどうかしら?あなた結婚しているの?」 「いえ。今は仕事一筋です」 やんわりと断ったつもりだが通じただろうか。 店長と奥様が奥で何かコソコソと話しているのが気になったが、 早速書棚の全体像を確認し、古本査定していく。 棚から書籍を手に取るたびに、 「ああ、その本は主人が貧乏の時に買って・・・」と思い出話が入る。 「あら、こんな懐かしい本が出てきたわ~。仏壇に置いておこうかしら」 お話し好きな人なら良くあることなのだが、たまに古書買取人が何か 窃盗など悪さをしないか監視しながら話し続けているなんてこともある。 見ず知らずの人を家の中まで入れるのだから警戒するに越したことはない。 しかし以前、顔写真を証拠として撮られたなんてこともあった。 逃げたり、ぼったくったりした際の起訴資料にするのだろうか。 店を構えている以上、逃げ出すこともできないのに・・・。 もちろん店長の知り合いの奥様だからそんなことはしないのだが 少々くどいというか鬱陶しい。 お茶を用意しに行っている間に、若い店員は店長に 「なんともやりづらい現場っすね」と、ぼやいた。 店長は苦笑いしながらも、値踏みをしていく若い店員の所作を満足そうに見守っていた。 どの満足なのかこの店長の場合、計り知れないのだが・・・。 ≪後半につづく≫ ************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、数々の 修業を乗り越えた買取人がいる大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com *************** Sat, 11 Oct 2014 17:47:26 +0000古書買取人までのストーリー。仕組まれた試練その7http://www.zatts.jp/Reports/view/672http://www.zatts.jp/Reports/view/672これはある古書店で行われているフィクションの修業物語 : ≪前回からの続き≫ 店番の暇な時間帯を狙った強盗によって、お金をレジからすべて抜かれるところを目の当たりにし、若い店員はあきらめの視線を宙に結んだ。 自然と古書への想いが脳裏を駆け巡る。   棚にきっちりと並んで、けなげに読んでもらうのを待ち続ける古本達。 背表紙の活字から出る色気がお客の心を魅了してやまない。 この前なんか魅力的な値札を武器に、愛らしくお客の手を引き寄せているのも見た。 その彼女たち(?)は愛されないと埃をかぶってしまうのだ。だから、いつも『愛のはたき』でメイクとドレスアップをし、いつでも嫁にいけるように、いや、買ってもらえるようにしている。 「レジにあるのはこれだけか、少なすぎやないかい。おい、質屋みたいに買い取りの金を用意してるんやないのか。はよ、それを出さんかい、こら」 その彼女達が身を呈して作ってくれたお金をこの猫背の中年強盗に持っていかれると思うと無性に悔しく、同時に情けなくなってくる。 と、その時、 「ドサッ、ドサドサ、バサーッ。」 レジのすぐ横の古い棚が崩れだし、漱石全集が強盗の頭上に・・・。 どうやら、若い店員の気持ちが棚に並んでいる彼女達に通じたらしい。 函に入った全集本の角というのは結構痛い。強盗は唸り声をあげてうずくまってしまった。かがんだ拍子に強盗のポケットから飛び出した千円札の夏目漱石がほほ笑んでいるように見えた。 「ちきしょう・・・。おぼえてやがれ」 三文役者の常套句のような捨て台詞をして出ていこうとするのを、若い店員は捕まえようとした。 「痛っ、いたたた。なんでやねん。話がだいぶ違うやないか」 話? 違う? 何のことかと思った時に、店先から店長が入ってきた。 「あ!店長。この人、強盗です!捕まえてください」 その言葉を無視するかのように、店長は強盗に優しく諭し始めた。 「『ちきしょう。おぼえてやがれ』じゃなくて、こいつをしばらく動けなくさせるよう『跡を追ったらこの店に火つけたるからな!』くらいにしないと試練にならないじゃろ・・・」 「へい。すんません。久しぶりに役者を演じて自分が興奮してしまいやした」 は? 「店長、これってもしかして」 「何でおまえは自分で捕まえようとするんじゃ!すぐに警察署の防犯課に連絡するか、防犯カメラに任せといたらいい。そもそも来店時の怪しさ・手袋等に警戒しなかったのが今回の敗因じゃの。おまえもまだまだ修行が足りんの~」 若い店員は興奮が冷めやらず、店長に対して怒ることも呆れることもできずに呆然としている。 「でも、漱石のくだりはよかったの。まさか漱石全集が頭上に降ってくるなんて思わなんだ。これがほんまの『降る本や』だわい。がははは」 若い店員に殺意が芽生えかねない使い古しの親父ギャグ。 これは本当に若い店員への愛ある試練なのだろうか。 それともただ店長の娯楽なのではないだろうか。 若い店員の修業はまだまだつづく。 店長が次の修業のためにどんな仕組みを仕込んでいるかも知らずに・・・。 ************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、数々の 修業を乗り越えた買取人がいる大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com *************** Sat, 27 Sep 2014 09:28:44 +0000古書買取人までのストーリー。仕組まれた試練その6http://www.zatts.jp/Reports/view/669http://www.zatts.jp/Reports/view/669これはある古書店で行われているフィクションの修業物語 : 薄暗い古本屋のレジ前で若い店員は両手をあげていた。 つまらない店番において両手を頭上高く上げるときと言えば大きなあくびをしたときだけであった。 しかし今日はお客の少ない午後2時過ぎに自分の意志ではなく両手をあげていた。 (どうして手袋をつけたこのお客に気づかなかったのだろう) 若い店員は後悔をしながら、目の前でナイフを突きつけながらレジを開けようとしている猫背の中年男を睨むことしかできなかった。 「お、おじさん。こんな事をしてもすぐに警察に捕まっちゃうよ。うちは防犯とは仲がいいんだから」 「じゃかーしー。黙って手あげとんかい、われ」 この強盗はマスク越しの曇った声で関西弁独特の凄みのある口調でまくしたてた。 「なぜうちみたいなしがない古書店を襲うんですか。多分、銀行の方がお金があるんじゃないかな」 強盗はレジの両替のボタンを押し、お金を取り出せるようにした。 「ここは来客も少ないさかい、誰も古本屋を襲うなんぞ思わんやろ。だいたいわいはな、古本屋っちゅうもんが嫌いなんや。人様の物をやすう買っといてやな、たこう売りつけるやないか。ごっつう、ぼったくりの商売とは思わんか」 「そんな、ぼったくれそうな古書買取があればこんな貧乏はしていませんよ。それに、高く売りつけるなんて、すぐ横の棚の上にある漱石全集なんか定価の半額以下でお安くさせていただいています。あの、お願いですからナイフをどけていただけませんか」 強盗の手の動きが止まって、ナイフをさらに突きつけてきた。 「どけていただきませんかやと。古本屋もいっちょまえに敬語使えるんやな。わいのゆうてる高い本ちゅうのは希少価値があるやつや。それを客を見て値段つけやがって『売ってやる』と言わんばかりに傲慢な態度で売りつけやがる。ほんまにそれが気に食わんのや」 強盗は興奮して声が大きくなっていた。この声に気づいて誰か来てくれることを祈っていたが、相変わらず両手をあげた若い店員と、ナイフとお金を握り締めた強盗だけで、古本屋の店番にはあまり縁のない緊迫感が張り詰めていた。 若い店員は沈黙の緊迫感を嫌い、時間稼ぎと相手の特徴を得るため、また話しかけた。 「この不景気に勘弁してくださいよ、本当に」 「不景気なさかい、わいかてあいさつに来てやっとるんやないか」 数少ない一万円札、五千円札はすでに強盗の短い紺のズボンのポケットにねじ込まれた。ナイフはもう首元にないものの、ナイフの存在自体が若い店員を動かなくさせていた。レジの机越しにさらに身を乗り出して今度は千円札に手を出してきた。頭が近づいてきたときの安っぽいポマードの臭いが、自分の苛立ちと情けなさを助長させる。 「ちょっと待って、強盗さん。お願いだから聞いてください」 「なんや、聞いたろやないか」 千円札を数枚握り締めたまま動きをとめた。 「その手に持ってらっしゃる千円札に描かれているのは夏目漱石ですよね」 「そやからなんや」 「夏目漱石はいけません。古本屋で漱石はそのように扱ってはいけないのです」 強盗は不思議そうに首をかしげ、静かな間が一瞬流れた。若い店員は真顔で続けた。 「その手に握られた千円札の束はさっきまで店先にあった夏目漱石に関する書籍を買っていってくれたお客様が支払ってくれた千円札なのです。つまり、店頭にあった漱石が形を変えてレジに入っていただけなんですから、それは置いていってくださいませんか」 「わははは、おまえも脅かされているわりには面白いこと言うやないか。お金はお金や。漱石やろうが、諭吉やろうが関係あるかい」 「いえ、古本屋にある漱石はそれが本であれお金であれ、漱石が本当に好きな人にしか流通しないものなのです。ちなみに古書業界では、漱石を雑に扱うと罰があたると信じられています」   苛立ちによる開き直りと時間稼ぎにしてはよく口から出てきたものだ。 「あほか。しょうむなすぎるわ、ほんまに。ウソは泥棒の始まりやで、わいはもうすぐ泥棒し終わるけどな。ひっ、ひっ、ひっ」 若い店員が止めるのも構わず千円札もポケットに荒々しく突っ込まれ、硬貨に手を付け始めた。 何もできないのだろうか。 こんな時、いつもは鬱陶しい店長だけど助けにきてくれるのではないかと心のどこかで期待していた。 そんな期待が裏切られるとも知らずに・・・。 ********** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、数々の 試練を乗り越えた買取人がいる大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com *********** Thu, 11 Sep 2014 17:06:36 +0000古書買取人までのストーリー。仕組まれた試練その5http://www.zatts.jp/Reports/view/666http://www.zatts.jp/Reports/view/666これはある古書店で行われているフィクションの修業物語 : ≪前回からのつづき≫ 若い店員が買取してきた膨大な古書を倉庫で仕分けをしていると、店長が「石」を持って作業場に入ってきた。 「お前に渡されたこの石はパンにはならなかったけど、御神体だと言って拝めば何かご利益があるだろうか?」 「は?今度は何の話っすか?」 「稲荷の社の中の御神体の石を引っぱり出し、変わりの石を入れておくといういたずらをした人物の話、聞いたことないか?」 相変わらず自由奔放に会話をし、作業の邪魔をする。 「店長、今ちょ~忙しいんですけど」 「彼にとって、神も悪魔も関係がなかったんじゃろ。人の上に人を作らないと言ってたし学問をすることをススメていたんだろうね。」 「うわ。うざっ!」 福沢諭吉のこととわかった時点でこの店長の粘質のある気まぐれにいつまで付き合わなければならないのかと、これが試練にさえ思えてくる。 「全集の巻数を揃えたり、書込みやシミなど状態を見ないといけないのに店長の自由さに付き合っていられません。」 「なんじゃ?人物が誰か答えがわからなくてイラついておるのか?」 「店長のわがままにイラついているんです」 率直にここまで店長に言えるようになるまで3年はかかった。お互いの信頼関係がなければ、ただの喧嘩となっているだろう。 「そういえば、『自由さ』と『わがまま』の違いって何だか知っておるか?」 短い沈黙のあとに店長はとぼけたようなことを聞いてきた。 「『人を妨げるかどうか』と【福沢諭吉】が言っておったぞ。あ!答え言っちゃった!」 「… …」 著書『学問のすすめ』のなかで、「自由と我儘との界は他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり」と書いてある。 これから仕分けでチェックしなければならない福沢諭吉全集の第三巻にも学問のすすめは収録されている。 店長が調べもので倉庫の奥に行ったため、ようやく若い店員は作業ができる。 福沢諭吉全集を一冊ずつ函から中身を出して見開きに月報が入っているも確かめていく。 22巻目の別巻を調べてみると、どうやら月報が入っていないようだ。 月報が揃っていないだけで価値が大きく下がってしまうため、 「店長、この別巻だけ月報が入っていません」と、奥にいる店長に聞こうとしたその瞬間、手にしていた別巻に挟まっていた別のものが目についた。 (へ?へそくりか?) なんと、一万円札が一枚・・・。 若い店員は、ゴクリと唾をのみ込んだ。 本物かどうか確認しながら、ポケットにある財布までの距離を測っている。 実際の距離というより良心までの距離というところだろう。 店長が奥から戻ってきた。 若い店員は慌てて別巻を店長の前に差し出す。 差し出しておいて、何て言おうか迷っているところが往生際が悪い。 「あの。店長。この別巻に・・・」 この瞬間、店長がニヤリと笑ったように見えた。 「福沢諭吉全集の別巻には本来、月報は存在しないんだよ」 勝ち誇ったかのように話す店長に、なぜか安心する若い店員。 (どうやら一万円のことはわかっていないようだ) このことである。 ホッとした顔を見て店長はさらにニヤリと意地悪そうに笑う。 「そうそう、神と悪魔の違いってなんだか知っておるか?」 「は?福沢諭吉が言っていたのですか?」 「いや、誰が言ったかしらんが覚えておいたほうがよい。 『神は試練を与え、悪魔は誘惑を与える』のだそうじゃ」 若い店員の背中にゾッと寒いものが走ったような気がした。 (ああ、この人は気付いている) 「あの~店長。実はこの別巻に一万円札が挟まっていたのですが・・・」 と、観念したように取り出した一万円札の福沢諭吉がニヤリと笑いかけているように感じた。 「試練、いや、誘惑に打ち勝てたと思うか?」 店長はその一万円札を取り上げ、すぐ自分の財布に入れた。 もし本当にへそくりだったらそんなことをしない店長だとわかっているからこそ、 これが仕組んであったことだとはっきりとわかった。 「申し訳ございません・・・」 「ふっ、お前もまだまだじゃの」 若い店員は恥じ入った。 この倉庫にあるすべての書籍をきちんと仕分けて商品にし、店番しながら 売りさばいていくことで挽回していこうと心に誓ったのであった。 若い店員の修業はまだまだつづく。 店長が次の修業のためにどんな仕組みを仕込んでいるかも知らずに・・・。 ************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、数々の 修業を乗り越えた買取人がいる大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com ***************Tue, 26 Aug 2014 17:54:38 +0000古書買取人までのストーリー。仕組まれた試練その4http://www.zatts.jp/Reports/view/664http://www.zatts.jp/Reports/view/664これはある古書店で行われているフィクションの修業物語 : 店長の古くからの友人でNさんという初老の男性がいる。 店番をしている若い店員に毎回話しかけては店を冷やかすだけで帰っていく。 「いらっしゃいませ」 「幸田露伴の次女、幸田ふみの本はあるかね?」ととぼけて聞いてくる。 若い店員は(またはじまった)と苦笑いしながら 「はい、幸田あやの本ですね」と正す。 幸田文にしても暁烏敏(「びん」ではなく「はや」)にしてもわざと間違えて きいてくるという面倒くささ。間違えを指摘しないとあとから店長がぼやき にくるため、裏でつながっていることは確かである。 先日は 「寛永と元禄がどちらが古いか」をわざと間違えたようにみせかけて、実は 寛永のほうが古かったと意地悪問題のように問い、また、 「中村元げん(本当は「はじめ」)さんの仏教書か、木田元はじめ(本当はげん)の 哲学書が読みたいんだけど」なんて引っかけ問題のような試し方をしてくるのだった。 その日も晴れて午後2時過ぎになった。店にお客様が減る時間帯である。 Nさんが変なものを持って入ってきた。 【右手に論語の本、左手に算盤】である。 Nさんはレジ近くまで来て、 「この両手でもうわかるよね?誰の全集が読みたいか?」 と、すでに意地悪そうな顔をしている。 若い店員は思わず「うざ!」って声に出しそうになった。 「なんすか?それ? また店長に試すよう頼まれたんすか?」 「なんだ?わからんのか?日本の資本主義の父ともいわれる渋沢栄一の言葉。 右手に理念やロマン。左手に収益性ということだわさ」 「あいにく、渋沢栄一全集はうちにはありませんよ」 そんな店員の話を聞いていないがごとく、他の棚を見ては 「へ~カラマーゾフ君って兄弟いたんだね」などととぼけたことを言っている。 このとぼけ方が店長に似ているから若い店員はNさんが苦手なのだろう。 カラマーゾフを読んだことのある若い店員は店長への反撃を急に思い立った。 店先の道端から石を拾ってきて、Nさんに渡した。 「店長に「この石ころをパンに変えてください」と伝えてください」 「は?」 「イワンが弟のアリョーシャに説明するのに必要だからと添えて」 Nさんは良くわかっていないようだが、楽しそうにその言伝を店長のもとに 持って行ったようだ。 しばらくしてNさんが帰ってきて若い店員にこう言った。 「人はパンのみにて生きるにあらず。そして【神を試みてはならない】と言ってたぞ」 カラマーゾフの兄弟の『大審問官(三つの誘惑)』の一説である。 若い店員に試されたことを店長は「試してはならない」と言いつつも 嬉しそうだったことを伝えて、Nさんは相変わらず何も買わずに帰って行った。 悪魔が、石をパンに変えてみろと試したこと、神なら飛び降りても死なないだろうと 試そうとしたこと、そして、悪魔の手下になったら権力や世界を手に入れられるという 誘惑でキリストを試したあの部分を店長も知っていたことになる。 この場合、店長は自分のことを神だと思っているのだろうか、悪魔だと思っているのだろうか。 いや、そもそも誰が何をもって神だ悪魔だと決めるのだろうか? その答えは次回の試練で明らかにされる。 まだ何も知らない若い店員は、店長の次なる試練の仕込みに 神と悪魔をみるのであった・・・。 つづく ************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、数々の 修業を乗り越えた買取人がいる大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com ***************Tue, 12 Aug 2014 14:30:22 +0000東京ろまん建築巡礼 東雲キャナルコート(東京・江東区)http://www.zatts.jp/Reports/view/656http://www.zatts.jp/Reports/view/656東京のベイサイドに出現したデザイナーズ建築タウン : 今回は新し目の建築を巡礼します。東京・江東区のベイエリアは、2020年に予定されている東京オリンピックの競技会場が集中する地域です。オリンピック選手村(中央区に予定)に隣接、また築地に代わって豊洲新市場が今、急ピッチで建設が進められ、2015年度内に移転予定です。 今回ご紹介する東雲(しののめ)キャナルコートはその最南部の地域、豊洲、お台場(臨海副都心)、新木場に隣接しています。 この東雲キャナルコートの心臓部にある「東雲キャナルコート CODAN」の都市開発はとてもユニークな形で推進されました。これは「公団」ではなく“CODAN”となっています。これは今までの公団住宅とは違う新しいスタイルを創りあげたいという都市再生機構の肝いりでスタートしたものです。 Sun, 20 Jul 2014 20:33:00 +0000古書買取人までのストーリー。仕組まれた試練その3http://www.zatts.jp/Reports/view/655http://www.zatts.jp/Reports/view/655これはある古書店で行われているフィクションの修業物語 : 「住宅街だと車を停めるところがありませんね」 その日も若い店員は店長の古書買取にお供していた。運転手兼荷物運びの仕事である。 「しょうがないの。それじゃどこかに停めて車の中で待っていてくれ」 車のドアをあけると蒸し暑さが車内のクーラーの涼しさを奪っていく。 店長は集合住宅の号棟数を確認して、縦階段を上っていった。 近くに停めて10分ほどしてからだろうか近くの住人が車外に立っていた。 「ちょっと、ここにエンジン付けたまま停まらないで。アイドリングの音もうるさいし…」 「あ、すみません。すぐエンジン切ります」 住民はブツブツ言いながら帰って行った。エンジンを切ったら車内があっという間にサウナ状態に。窓を開けると蚊が入ってくる。 店長の見積もりはたいてい1時間くらいかかるから、あと50分近くもこの試練に耐えなければならないのか・・・。 さっき怒られた近くの住人がまた出てきて露骨に嫌な顔をする。そして車のプレートナンバーを控えながらまた家に帰って行った。 まったく不審者扱いである。 車を動かし、カーエアコンの涼しさに感謝しながらコインパーキングを探すのだがどこにも見つからない。 ぐるぐる回っているとようやく店長から電話がかかってきた。 「いまどこ?すぐ来てくれ。まずは全体像を見て欲しいのじゃ」 集合住宅前に着くと店長が待っていた。全体像を見て欲しいということはそれほど量がたくさんあるのだろうか。 (もしかしたら僕に査定をさせてくれるのだったら嬉しいな) と思いつつ、店長の後に続いて4階まで階段を上った。 4階に上ると風が強いことに気付いた。いつのまにか雷雲も出ているようだ。 「こりゃ、ひと雨降るかもしれん。急いで作業しよう」 全体像はざっと400冊くらいだろうか。乗ってきた車に入り切るか微妙である。 「どう思う?」 店長がお客がいない場所で若い店員に聞いた。 「30くらいっすかね?」 「ほう、30で済むかの?」 お客がきたので、とりあえず運び出すことにした。ドアを開けると強風が入ってくる。 店長がお客とまだ話しているので、若い店員は4階までの階段を何度か一人で往復することになる。 搬出が終わる頃、3階と4階の階段の踊り場で、若いがさすがに疲れてしまったのだろうか、膝が笑ってしまったようによろけてしまった。 「あ!」 バランスを崩した拍子に合わせて風が横から吹き、古書が縦階段から1階にバラバラと落ちていったのだった。 すぐに部屋から出てきた店長は若い店員が怪我をしていなかったことを安心し、階段の踊り場から下を確認した。 「ふふふ、これがホントの降る本や(古本屋)だわな」 と、つぶやいては一人でクスリと笑った。 その一言で、若い店員はさらに疲れがどっと出た。笑えない。膝だけが笑っているのである。 本の次は、本当に雨が降ってきた。 まだ載せきれない書籍が階段の踊り場に集合している。 「ほら、30以上あるじゃろ?」 「え?30万円以上で古書買取したのですか?」 「ちがうわい。『ダンボール30箱以上ある』って話」 店長とはいまだに会話のテンポが合わない。 「まだまだ見立ても甘いよの~。しょうがない乗り切れない本は助手席に載せなさい」 「え?それじゃ店長が乗れないじゃないっすか?」 重ねると重くなる本は、後ろに積めば積むほど車体が沈む。車体が沈むと排気口など金属部分がコンクリートと擦れて火の粉が出る時があるのだ。 「古書を後ろに積み過ぎて警察に『過積載』を怪しまれるより、助手席に積んで前後の安定を量ったほうがよいじゃろ。わしは電車で帰るよ」 「それは悪いですよ。僕が徒歩と電車で帰ります」 「それだと、試練にならんかも・・しれん・・し・・・」 そう言いながらクスリと笑うと、傘をさして駅の方に歩いて行ってしまったのであった。 高速道路を使い、店に早く着いてから若い店員は気付く。 この重たい本を運ぶのに運転に気を遣い、さらに雨の中、 『車の中の全てを一人で店の倉庫に運ばなければならない』 ということを・・・。 若い店員の修業はまだまだつづく。 店長が次の修業のためにどんな仕組み(やダジャレ)を用意しているかも知らずに・・・。 つづく。 ************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、数々の 修業を乗り越えた買取人がいる大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com *************** Sat, 19 Jul 2014 17:33:10 +0000古書買取人までのストーリー。仕組まれた試練その2http://www.zatts.jp/Reports/view/653http://www.zatts.jp/Reports/view/653これはある古書店で行われているフィクションの修業物語 : 「店長、昨日古書買取した書籍たち、鉛筆で書き込みが多いっすね」 「そうじゃの。だから古書買取価格もだいぶ下げなければならんかった。良い本なのにもったいない」 若い店員は、消しゴムで書き込みを消し込んでいたが、あまりの多さにぼやきだした。 「全部は面倒見きれませんから、『書込みあり』と注意書きして古書市場に出してしまいましょうよ」 「市場に出すと店売りより断然利益率が下がるからの~、慎重にせねばなるまい。価値があり消せそうなものをできるだけ活かすため選り分けておいてくれ」 その選り分けこそ、鑑定眼にもつながる大切な作業であり、店員への試練なのである。 「よし、これらの山は店売りにして、こっちの山は更に仕分けて市場に出そう」 若い店員は市場に出す出品明細まで書き終え、ようやく仕事を終えた。 「そっちが終わったら先日古書買取してきたこっちも仕分けておいてくれよ」 「マジっすか?あれまだ仕分けていなかったんすか?」 「お前のために残しておいたぞ。書き込みが残っているといけないからしっかり確認しておいてな、特に小林多喜二全集をな…」 (プロレタリア文学か…。賃金労働者階級をなんだと思っているんだ) 若い店員は安い賃金で、ボーナスさえもらったことがない境涯を自ら憐れんだ。 先日の古書買取した山を手にパラパラとめくり書込みを探す。 「あれ?どれも書込みしていそうな形跡が見当たらないぞ」 本を綺麗に使っている人の多くは書き込みを全くしないので、その方から古書買取した場合は中を確認する必要がないので楽である。しかし、その方がどこかの古書店から全集などを買った場合は、前の持ち主が書き込みをしている場合があり、経年感のある書籍や古書店の値札跡がある書籍は要注意となる。 「確か、小林多喜二全集に気をつけろって店長が言っていたっけ…」 付箋が挟まっているところに書き込みを見つけることができた。 『次は6巻の167頁』と書いてある。何のことだろうか?とりあえず消しておこう。 そして、小林多喜二全集の6巻に付箋を見つけ開いてみると書き込みが…。まさに167頁である。 「ん?この筆跡、どこかで見たことが…」 『エアコンの下の棚、ニーチェ全集第二巻の見開き』 と書いてあるのだ。 ふと、倉庫のエアコンの下の棚を見てみるとなんとニーチェ全集が。急ぎ寄って第二巻を取り出し、見開きを開くとひらひらとメモが落ちてきた。 『プロレタリア、風呂で寝たりや…』 思い出した。この筆跡は店長のものである。 倉庫奥のトイレの隣、今では使わなくなっている風呂場がある。 その風呂場の戸を開けると湯船の蓋の上に封筒が置いてあった。 開けてみて若い店員は感動の声をあげた。 「あ!ボーナスが入っている!!」 数枚のお札とともに「いつもありがとうな」というメモが添えられていた。 書込みを調べるだけだと思っていたのに、またあの店長に試されていたのだ。 若い店員の修業はまだまだつづく。 店長が次の修業のためにどんな仕組みを仕込んでいるかも知らずに・・・。 つづく。 ************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、数々の 修業を乗り越えた買取人がいる大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com *************** Mon, 07 Jul 2014 16:15:43 +0000古書買取人までのストーリー。仕組まれた試練その1http://www.zatts.jp/Reports/view/647http://www.zatts.jp/Reports/view/647これはある古書店で行われているフィクションの修業物語 : 「店長、そろそろ僕にも古書買取現場に連れてってくださいよ。店番ばかりじゃなくて仕入れにも行ってみたいんです」 「まだまだじゃ!毎回、わしが仕組んだ試練をお前はほとんど理解しておらぬからの」 若い店員は頭を掻きながら最近の試練を思い出した。 「あれは全部で70冊だったんですね。巻数が65巻だったからつい間違って…。途中で『22巻上』『22巻下』なんてマジありえないっすよ」 「全集が揃いで何冊あるかを巻数で数えてはならんのじゃ。『既刊分の巻しか発行していない』なんていうのもあるしの。これらは一つ一つ全集を覚えるしかないの」 その日もある全集を一巻から並べていく店員。店長は棚にはたきをかけながら、 「ほれ、これじゃ。まだ見落としておる」 とあきれ顔である。 「は? 中の『月報』も書込みも確認したし・・・」 「次に売りやすいようにするのがお前の役目。並びなおしたり中を確認したりするのは当たり前じゃが、もしお前がお客ならこの商品にクレームを入れるかもしれんぞ」 作業ばかりに気を取られていると、やっつけ仕事になっていく。そこには『お客様視点が必要』だと口酸っぱく指導してきている店長であった。 「ん? あ! このカシャカシャした薄いカバーのこと?函に出し入れしているとマジ破けちゃうんすよね」 「それは『パラフィン紙』というんじゃ。本の湿気や汚れを防いでくれるけど、その全集の場合は全ての巻でパラフィン紙を取った方がいいの」 「え?取ったら価値が下がっちゃうんじゃないんすか?」 「稀覯本の初版本じゃあるまいし下がることなどない。汚いパラフィン紙を付けている方がよっぽど見苦しく、クレームになりうる」 店員は全ての巻のパラフィン紙を取ってみたが、なるほど見栄えが良くなっている。 「次にこの全集を買う人はパラフィン紙のあるなしで買うか買わないかを決めるなんてことはほとんどないと思うぞ」 古いパラフィン紙でも付けておけば確かに耐久性は上がるかもしれないが、流通性を考えた場合、希少価値がない書籍のパラフィン紙は取ってしまうことが多い。 「あ!もしかして、このことを試したくてわざわざ古く破れたパラフィン紙を仕組んだんじゃ・・・」 そのことに気付いてくれたことが嬉しかったのか、店長は少し照れながらも 「ふっ、お前もまだまだじゃの」 と、また棚にはたきをかけはじめたのであった。 若い店員の修業はまだまだつづく。 店長が次の修業のためにどんな仕組みを仕込んでいるかも知らずに・・・。 つづく。 ************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、数々の 修業を乗り越えた買取人がいる大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com ***************Fri, 27 Jun 2014 15:39:21 +0000東京ろまん建築巡礼 銀座・ボルドー(BORDEAUX) http://www.zatts.jp/Reports/view/646http://www.zatts.jp/Reports/view/646東京・銀座の路地裏の一角に : 東京・銀座の中でも高級飲食店が立ち並ぶ銀座八丁目。高速道路の走るすぐ近くに、一風変わった建物があります。 蔦のからまる瀟洒な洋風建築です。外見からは何の建物かは一見判りません。まるでおとぎ話に出てくるような風貌です。 ここは東京の歴史を超えて息づく老舗のバーです。かの山本五十六(やまもと いそろく、1884 - 1943年海軍軍人)もグラスを傾けた席が今でも残っているそう。 かつては会員制だったそうで現在でも利用者は50歳代以上の方多いとのこと。第二次大戦の戦火にも耐え、1927(昭和2)年に開店した往時の姿を保持している。 Wed, 25 Jun 2014 15:50:19 +0000梅雨の古書買取について 【古書買取・古本見積なら大山堂書店】http://www.zatts.jp/Reports/view/644http://www.zatts.jp/Reports/view/644雨対応は古書を濡らさないために重要です。 : 梅雨に入ると古書買取現場に行くのが憂鬱になります。 古書をいかに濡らさないで運ぶかということと、以前、雨に濡れた階段で滑った経験などを思い出し、雨の日は避けたくなるのです。 車に載せるまでにいかに濡らさないかということが重要なわけですが、どのような対策があると思いますか? 「ビニールシートをかぶせて・・・」 なんて思い浮かぶのではないでしょうか? 実際はまず、 「雨の日に古書買取にならないようにスケジュールを組む」という、孫子の兵法的に言えば「戦わずに勝つ」みたいなことから始めます。 しかし、どうしても雨でもいかなければならない時は 「『古本見積のみ』その日にして、搬出作業は後日にする」 とか、 「提携の運送会社さんのカーゴに載せてラップを巻き濡れないよう運んでもらう」 とか、 また、よくやる方法として、 「段ボール箱に詰めるだけ詰めてから車に運ぶ、もしくは集荷に来てもらう」 などの方法があるのです。 ただ、どうしても避けられないことがあるのがゲリラ豪雨や夕立です。 自分たちがずぶ濡れになろうとも本を濡らさずに運ばなければなりませんから作業を中止してしまうことがほとんどです。中止している間に段ボールを用意して濡れないよう梱包するという作業も続けます。 濡れてしまった場合はどうするか・・・? 乾いた布で叩くように拭くというのが王道ですが、雨くらいだったら濡れてしまっても大丈夫なのが日本の紙のすごいところ。 シミになる場合もありますが、そのままに自然乾燥させても大丈夫な本が多いです。 (濡れてしまったら触ると汚れが残ることがあるので触らないほうがよい場合があります) 雨にしても汗にしても濡れた手で触らないよう気を付け、扱うのが慣れているせいか、逆に汚くなってしまっている古書を見かけると不機嫌になることも…(笑) 手の油もそうですが、一度ついてしまうと取れなくなってしまって、古書買取額が下がってしまうなんてこともありうるのです。 祖父も父もそして私もそうなのですが、いつの間にか手(主に指先)から油が出なくなるんですよね。古書を扱うときは特に・・・。 これは職業病?というか、ありがたいことに本を汚すような汗や油が出なくなってツルツルのカサカサな手になるのですから不思議です。 古書買取までの段取りや、運び方、そして手の質までもダーウィンの法則のように環境適応していくんですよね。 毎週のように古書買取に出かけていますが、この梅雨時期でも古書を汚すことなく、また、次に活かすよう心掛けて作業をしています。 もし、夏のお盆時期に書架をすっきりしたいとお思いでしたら、初夏になる前のこの時期に一度ご連絡ください。 ご一緒に段取りを考えていきましょう。(手もサラサラにしておきますよ) ************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、 段取り、荷運び上手の大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com ***************Tue, 17 Jun 2014 14:54:10 +0000東京ろまん建築巡礼 日本聖公会聖オルバン教会http://www.zatts.jp/Reports/view/641http://www.zatts.jp/Reports/view/641アントニン・レーモンドによる教会建築 : 先にご紹介した東京・芝の聖アンデレ教会に並んで建っているのが、聖オルバン教会です。 聖アンデレ教会の礼拝堂は当初、イギリス人のクリスチャンたちとシェアしていましたが1952(昭和27)年、イギリス本国の教会から「敷地内に英語礼拝のための聖堂を建てたい」という申し入れがあり、新たな礼拝堂を建設することになります。1956(昭和31)年にアントニン・レーモンド(1888-1976 チェコ系アメリカ人。大正末期から日本で活躍した建築家。戦時中は一旦アメリカに帰国していたが、戦後占領軍の一員として再来日)の設計による木造のシンプルな礼拝堂が完成。これが現在の聖オルバン教会です。 レーモンドはフランク・ロイド・ライトのもとで学び、帝国ホテル建設の際に来日。その後日本に留まり、モダニズム建築の作品を多く残しました。そして日本人建築家に大きな影響を与えました。軽井沢にある聖パウロ教会は彼の作品のひとつです。聖オルバン教会も山小屋風の素朴な教会です。 Fri, 30 May 2014 03:29:06 +0000東京ろまん建築巡礼 日本聖公会聖アンデレ教会http://www.zatts.jp/Reports/view/640http://www.zatts.jp/Reports/view/640東京タワーのお膝元にある教会 : 東京・芝にある東京タワーの真下にかわいらしい2つの教会が並んで建っています。 聖アンデレ教会と聖オルバン教会です。イギリス国教会系の日本聖公会に属する教会です。 聖アンデレ教会は日本人のための教会、聖オルバン教会は主に英語を話す方々の教会です。 まずは聖アンデレ教会からご紹介しましょう。アンデレとは、キリストの一番弟子であったペトロの兄弟と言われています。 ペトロもそうでしたが、初期のキリスト教徒迫害の際に、十字架刑で殉教しますが、その際にキリストと同じではもったいないということで、X字の十字架に逆さ吊りになって亡くなったという伝説が残っています。 ちなみにアンデレを記念して英語の校名“St. Andrew's University”を持つ大阪の桃山学院大学の校章はX字をしています。http://www.andrew.ac.jp/gakuin/outline/spirit.htmlFri, 30 May 2014 02:27:03 +0000古書買取額ってどうやって決まるの? その2 http://www.zatts.jp/Reports/view/639http://www.zatts.jp/Reports/view/639紐づけされて古書買取額が構築されていくのです。 : 「古書買取額ってどうやって決まるの?」 「まぁ、本の知識や経験、それと相場だね」 と応えるとなんとなく古書店さんらしいですよね。 書籍の商品知識を高め、市場などで相場観が養われると、いわゆる目利き力がアップしてモノの価値が見極められるようになっていくのは確かです。 これは英会話に似ていて、単語や文法などの知識を積み重ね、テストや実地といった問題を解いていくと相場観のごとく英語力があがりますが、知識を積み重ね、問題が解けたところで『英会話』ができるかといったら外国人を前にした途端、自信がもろくも崩れるなんてこともあり得るわけです。 今まで、商品知識や相場がわかってくれば古書店なんか経営できるよなんて言われていましたが、本当にそうなのでしょうか? それは、英語や文法がわかって、テストでいい点が取れれば英語圏で住めるよと言っているようなもので、商品知識や相場なんて前提にしかならず、それ以上に必要なものがあるように思うのです。 商品知識や相場などいわゆる目利き経験ができあがってくると、『自店での流動価値』を掛け算することで【古書の買取額を決める】精度がさらにアップするのです。 例えば、まず自店で扱う分野か否か、棚の回転率、古書の傷みによる価値の低下や希少価値による価値の上昇などの加味に加え、どのお客様が買ってくれそうかをより具体的に、実践的に研ぎ澄ませていくのです。(言い換えれば、自店の身の丈を知るということでもあります) 「頑張って見積もってみましても5万円でしょうか・・・」 「え?こんなにあって、そんなもんにしかならないの?」 「書き込みやシミといった経年感が結構ありますし、全部売れるわけではないのですよ」 「それじゃ、この全集はいくらくらいで見積もったの?」 「そうですね~3000円くらいでしょうか」 「じゃあ、これは?」 「う~ん、2000円くらいですかね~」 「それじゃ、これは?」 と、内訳をすべて知りたがるお客様がいらっしゃるのですが、前述したように、流動価値に基づいて対象書籍全体を把握したうえで古書買取額が決まるため、一つ一つ厳密に値段をつけていくと5万円に届かなくなるなんてこともあり得ます。 先日、ホームページ制作会社の方とお話ししていて、 「ホームページのここを変えて欲しいって簡単にリクエストされるんですけど、部分やページが「紐付け」されているように設計されて全体が出来上がっているので、ひとつを変えるとなると基礎や全体が変わる恐れがあるんですよ」というお話を聞いたとき、まさに古書店の買取価格のつけ方に似ていると思いました。 お客様から 「そうか~、この全集は3000円くらいにしかなんないんだったら手元においておくから買い取らないでちょうだい」 なんてリクエストがあろうものなら、 「いえいえ、この全集はこっちの「文学」というジャンルに紐付けされていますので、それがなくなりますと文学というジャンル自体がものすごく安くなってしまいます。それを戻せといわれてしまうと、初めから買取価格をつけなおさなければならないのです」と言った感じです。 ですから一つ一つ厳密に値段をつけられない部分があるのです。 古書買取額は古書店の見積もっている人の頭の中で 「よし!これはあの人が買ってくれそうだ」 「これとこれが一緒でようやく市場に出品できる」 など色々と紐付けされていきようやくトータルな古書買取額が出るのです。 以上のことを【古書の買取額ってどうやって決まるの?】という質問に応えるにしてはあまりに長すぎます(笑) いうなれば、 「本の知識や相場観といった目利きだけではなく、自店での流動価値をシビアに考えた結果、古書買取額が決まっていく」といったところでしょうか? え? 「それじゃ、店の都合ばかりじゃね~か」って? それを言っちゃおしまいですが(笑)、店(専門家)の都合で古書が流通しているのも確かなのです。(商売ですから) 今ではオークションサイトやネットで自分で売ることもできますので、古書店に頼まなくて良かったと思う人がいる一方、いかにお金に変えることが大変かを実感される方もいるようです。 もし、本気で手放すご意志が固まりましたら、ぜひ私どもに本気の古本査定をさせてください。 ご連絡をお待ちしています。0120-645-410 *************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、 古本査定は実質無料の大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com ***************Thu, 29 May 2014 18:47:20 +0000炭酸パワーの知っておきたい効果とは?http://www.zatts.jp/Reports/view/638http://www.zatts.jp/Reports/view/638シュワシュワの細かい泡が何とも気持ちいい炭酸水。 : はじめはセレブなどの間で、美容につながる飲料水として注目されていました。しかし、最近では、炭酸を使った洗顔・パック・入浴剤・シャンプーなど、バリエーションも増えて、女性を中心に大人気! 飲んでも良し!肌につけても良し!の万能な炭酸パワーを、もう一度確認して、自分にあった炭酸用法を探しましょう! Sun, 25 May 2014 23:36:40 +0000東京ろまん建築巡礼 日本基督(キリスト)教団芝教会http://www.zatts.jp/Reports/view/636http://www.zatts.jp/Reports/view/636日本のシャンゼリゼ通りにある東京最古のプロテスタント教会 : 今年、東京・虎ノ門と新橋を結ぶ「新虎通り」が開通しました。2020年の東京オリンピックまでにはお台場へとつながろうとしているこの通りは、日本の「シャンゼリゼ通り」を目指すそうです。そのため、急ピッチで周囲の環境整備が進んでいます。今回ご紹介する日本基督教団芝教会は目まぐるしく変貌を遂げるこの再開発の中心地にあります。先回ご紹介したカトリック築地教会は東京最古のカトリック教会ですが、芝教会は東京最古のプロテスタント教会です。 かつてはオフィス街に異彩を放ってはいるものの、ひっそりと建っていた感のある趣のある建築でしたが、現在は再開発によって「虎ノ門ヒルズ」のタワーのお膝元に凛として建っている重厚な教会堂です。筆者は早朝に撮影に伺いましたが、出勤する工事関係者の波が途切れることなく続いていました。 Fri, 23 May 2014 22:26:34 +0000ビニール袋を簡単に結ぶ方法http://www.zatts.jp/Reports/view/633http://www.zatts.jp/Reports/view/633ビニール袋を簡単に結ぶ方法とは : ビニール袋をもっと簡単に結ぼう! スーパーなどで活用するレジ袋。 ゴミ袋として再利用している方も多いのではないでしょうか。 ビニール袋はもっと簡単に結べるかも? ビニール袋を簡単に結ぶ方法をご紹介します。 ご紹介する方法は、取っ手付きビニール袋の場合です。 ①ビニール袋の取っ手の間にそれぞれ手を通します。 ②ビニール袋の取っ手の間に手を通したまま、逆側の取っ手をつかみます。 Wed, 21 May 2014 14:34:07 +0000古書買取額ってどうやって決まるの? その1http://www.zatts.jp/Reports/view/632http://www.zatts.jp/Reports/view/632古書買取額が古書店の経営に大きく影響しています。 : 「古書買取の買取額ってどうやって決めているんですか?」 と聞かれることがたまにあります。 どうやって決めていると思いますか? いや、どうやって決まっていくのでしょう? ブックOフさんのような新古書店でしたら、バーコードリーダでISBNを読み込むと買取相場が出てくるなんて便利な仕組みがあってバイトさんでも買取ができるようになるそうです。 古書店によって古本査定の仕方や買取額そして売価が、取扱い分野や地域によっても違ってくるものです。 【古書の買取額を決める】ってことは、当たり前ですが買取った書籍を売らなければならないわけでして、【古書の買取額を決める】ことが『いくらで売るか』や『古書店の経営をすること』を左右していると言っても過言ではありません。 これも当たり前ですが買取った書籍がすべて売れてくれるわけではありません。いくら内容が素晴らしい書籍でも発行部数が大量にある場合は市場価値があまりないという現象もあるわけです(例えば書籍としての分厚い百科事典は流通価値がないに等しいです) 買取額が高いことを期待されるお客様とのギャップはこのあたりで発生していて、 「なんで、定価10万円で買ったのに1万円で買い取るんだ!」 と憤慨されるお客様の気持ちはよくわかるのですが、 買取した書籍がすぐに売れるわけでなく、本を綺麗に保管して発送して売掛して代金回収という商取引をするスペースや光熱費、人件費をも買取額と密接にかかわっているのですから、古書買取額を信用いただけないとお取引ができないということになります。 稀覯本(レアブックス)のように持ち続けていて価値が出る本は少なく、持っている時間が長くなればなるほど買取価格は下がっていく本がほとんどです。 読まなくても新刊本で買った瞬間から中古となり、その中古の書籍がお金という流通価値が最も高いものに再変化するにはよっぽどの根拠や意味づけがなければお金に戻りません。 市場価値を知り、根拠づけ、意味づけをできるのがその道の専門家(=古書店)であって、いい加減には古書買取額は決まっていかないものなのだと思います。 ただ、実際にお客様にとって納得のいかない金額ということがあるわけでして、 「古書買取額ってどのように決まるのですか?」ということを現場に応じて臨機応変にご説明しているのが現状です。 もし、あなたが古書店の店主だとしたらどのように古書買取額を決めますでしょうか? 決めるにあたって必要なものとは何だと思われますか? え? 「貪欲さ」ですって? いえ、違います。(笑) 次回では古書買取額を決めるにあたって必要な考えについて詳しく書いていきたいと思います。お楽しみに! *************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、 説明責任を果たす誠実買取の大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com ***************Mon, 19 May 2014 15:35:08 +00005月のUV対策はじめましたか?http://www.zatts.jp/Reports/view/628http://www.zatts.jp/Reports/view/628今の時期、天気が良くても悪くてもUV対策は必須です! : すでにGWの大型連休を満喫中の人も、カレンダー通りに連休を取る人も、楽しい予定でスケジュールが埋まっているのでは? そして、夏に向けてUV対策をはじめている人も多いはず! ご存知の方も多いでしょうが、夏ではなくても5月には、たるみやシワの原因になる紫外線が多いのが特徴。この時期の紫外線の怖いところは、室内にいても肌に影響を与えることです。だから、バーベキューのように長時間太陽の下で過ごさなくても、UV対策は絶対に忘れてはならないのです。 そこで、簡単に始められるUV対策方法をお教えいたします。 Tue, 29 Apr 2014 23:57:09 +0000頭皮の匂いよ、さようなら!今から始める頭皮ケア!http://www.zatts.jp/Reports/view/627http://www.zatts.jp/Reports/view/627ふっとした瞬間に気になる、自分の頭皮の匂い。 : 暖かくなりだした今の時期。通勤の満員電車から降りたときや、仕事を一生懸命がんばった日の夕方などに、自分の頭皮の匂いに気づいたことはありませんか? いい香りの柔軟剤を使ってても、制汗剤スプレーを駆使してても、消臭インナーを着用してても、頭皮からイヤーな匂いが漂っていたら、あなたの匂いケアはバッチリとは言えませんね。 そこで、夏でもイヤーな頭皮の匂いを防ぐ簡単な方法をご紹介します! Sun, 27 Apr 2014 21:04:42 +0000古書店と万引き 古本屋さんは困っています。 http://www.zatts.jp/Reports/view/626http://www.zatts.jp/Reports/view/626プロの万引き人っているんですよね。 : 先日、うちの商品が万引きされました。 文庫のセット商品でそれほど高価なものではありませんが、売れ筋だったので悔しいです。 うちの商品がおそらくどこかの書店で売られているかもしれません。 今でこそ少なくなりましたが、昔は万引きは少なくなく棚の一段がごっそりなくなっていることがありました。 4,5人の外国人の一人が片言の日本語でレジに近づいてきて、その対応をしている時に他の人たちが立ちはだかったり、紙袋に入れていたりするのです。怪しき軍団が来ると私たち店員同士は手話のように無言で警戒を伝えます。 今ではブック○フさんのような古本屋さんのほうが漫画や写真集、DVDなどの被害が多いかと思います。 数年前にあったニュースで、中学生が万引きをして警察に補導される途中逃げ出し、電車の遮断機を潜り抜けて電車に轢かれて亡くなったという痛ましい事件がありました。(万引きされた古本屋は「配慮が足りない」、「人殺し」と世間から叩かれ、店仕舞いしたというところがまた痛まし過ぎましたが…) 古本屋や古書店には万引きがつきもので、地域の警察署の防犯係とは連絡を密にして、万引きの防止や盗難品の流通を防いでいます。(手配書が配られることもあるんですよ) 当店、大山堂書店は哲学や仏教、心理学など『こころ』をテーマに扱った専門店ですのでそれほど万引きは多くないのですが、ベテランがくるのです。初老の万引きのベテランさんが・・・。 老舗の専門店に手を出すのを専門にしている万引き人がいるとは噂で聞いていて、ある老舗古書店の店員さんが昔、その人を現行犯で捕まえたそうです。 「あなたですよね。いつも古書組合の同業を狙っているのは?」 「さぁ、知らねえな」 「ほら、その証拠にあなたは指紋がないじゃないですか」 手袋をつけていないのに古書には指紋が付かないということは、ボンドや接着剤のようなものを指先に塗って乾かしていたのでしょう。 「知らねえって。俺の親分や兄弟分がやったのかもしれないし・・・」 「げ!そんなに万引き犯がいるってことか?」 「でも、俺は優しいほうだぜ。捕まっても暴れないし、それに・・・」 捕まえた店員さんは、このあとに万引き人が言った一言がいまだに忘れられないそうです。 しらばっくれるような顔をしていたのにギロッと睨むような顔になって、 「恨んで店に火をつけるなんてことしね~しな」  と・・・。 紙ってよく燃えるんですよね、当たり前ですけど。しかも燃えやすく広がりやすい。 古書店を脅すには一番の捨て台詞だったわけです。 今でもその一味が現れるそうです。 もし私が、指の先がテロテロと光っていて、帽子やマスクをしている人を見かけたら、 「あの?あなたは優しいほうの人でしょうか?」 と聞いてから捕まえてみようかと(笑) そんなことより、防犯鏡と防犯カメラを強化した方が良さそうですけどね。 *************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、 あなたの大切な本を万引きさせない大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com *************** Sat, 26 Apr 2014 14:42:17 +0000東京ろまん建築巡礼・宮川食鳥鶏卵(中央区)http://www.zatts.jp/Reports/view/624http://www.zatts.jp/Reports/view/624古い日本家屋の中でも異彩を放つ店舗建築 : 東京・築地界隈には戦争中の空襲から免れた古い日本家屋がいくつも残っています。 その中でも異彩を放っているのが、今回ご紹介する「宮川食鳥鶏卵」の店舗です。 筆者は20年ほど前、大学時代の恩師でもある俳優の葬儀のため、築地本願寺に来た際にこの建物を見つけていました。 このあたりには実に多くの老舗が並んでいますが、同店は1902(明治35)年の創業です。 店名の通り、鶏肉と卵の専門店です。 Tue, 22 Apr 2014 10:57:41 +0000東京ろまん建築巡礼・トイスラー邸(中央区)http://www.zatts.jp/Reports/view/623http://www.zatts.jp/Reports/view/623お菓子のお家のようなかわいい建築 : 先にご紹介した東京・築地にある聖路加国際病院・聖路加国際大学の敷地内に移築されているこのかわいらしい洋館は同病院の創設者ルドルフ・トイスラー博士(1876−1934)の邸宅であったものです。現在では聖路加トイスラー記念館として美しく保存されています。Wed, 16 Apr 2014 19:06:51 +0000古書買取のお問い合わせでモチベーションが下がる時http://www.zatts.jp/Reports/view/622http://www.zatts.jp/Reports/view/622モチベーションが下がるのは私の都合やプライドなんですけどね… : お客様から古本見積、古書買取のお問い合わせをありがたくいただくのですが、 たまに、こちらのモチベーションが下がってしまうお問い合わせがあります。 「○○全集揃い。一番高く見積もってくれたところに売りたい」 などと、古書店に一斉送信されるお客様がたまにいます。 相見積もりをとることは否定しませんが、保管状態(経年感や書き込み等)もわからず値段を付けるほど価値のある全集などそうそうありません。相見積もりされていることを面倒くさいと感じ、「今回は見送らせてもらいます」と断る書店は少なくないでしょう。 次に、 「祖母が大切に使っていた専門的な事典で、その当時貧乏で家具は売ってもその本は売らないという…(中略)…そんな祖母との思い出が詰まったこの本がいくらになるのかと…」 思い入れのある本は買い取りづらいです。というか、そもそもそんな大事なら売らなければいいのに…(笑) 大切に使っていたとしても、使っていたということは手の油が付き、経年感が出てしまっていると想像されます。 辞書や事典類は基本的に新版が出るたびに価値がなくなっていきますので、やはり「今回は見送らせていただきます」となるのです。 最後に、これも古書見積メールの時にあまりやってほしくない事例なのですが、例えば 「仏教書の○○大蔵経を高価買取してくれる古書店を探しています。現在、オンデマンド版の簡易装丁が出版されていますが、現在では入手できない昔の堅牢の装丁の版ですので棚にも栄えると思います。内容的に原始仏教経典を網羅していますし、価値が高い書籍ですので、見積もり価格を教えてください」 というようなメール。 これって、思いっきり【売込み】ですよね(笑) この○○大蔵経という全集は古い版でもよく市場に出てくるんです。供給量が多くて全然珍しくもないわけで、うちにも数セット在庫があるといった状態でした。 お客様の思い込みというか思い入れによって「現在では入手できない」とか「棚に栄える」、「原始仏教経典を網羅しているから価値が高いだろう」などという主観が、古本見積をする私どもの琴線に触れることがあるものです。 「入手できないって?」「どの棚に栄えるんだよ?(在庫いっぱいだし)」「原始仏教の経典を網羅しているのはこの本だけじゃないし、価値はこっちでもすぐ判断できるんですよ」という反感というか古書店のプライドが顔を出すのです(苦笑) ご自分の持っている書籍を高がって高価買取を期待するのに反比例して、こっちのモチベーションが下がっていくかのようなのです。 とあるお医者さんが「患者さんが勝手に自分の病気を決めて、医者の私も知らないであろう特別な病気だと思ってしまうことがある」と自分の症状を高く格付けしようとする患者さんに辟易するというのを聞いたことがありますが、そのお医者さんの気持ちがわかるような気がするのです。一瞬、バカにされているのかな?と思ってしまうところがプライドなのかもしれません。 ただ、私も含め古書業界の人が、古書の目利きに対する自信や流通させることの使命を持つことは必要なことですが、それをお客様に振りかざしたり、上から目線で接したりすることはたいして意味がなく、どんなお問い合わせにも丁寧に、お客様は「(古書買取価格に対して)疑心暗鬼になっていて当たり前だ」くらいな距離感で接してちょうどいいような気がしています。 古書って内容的価値と流通的価値と乖離があることが多いのですよね。流通的価値に重きを置いている古書業界の視点と、本の内容や思い出に価値を置いているお客様の視点とをどのように「古書買取価格」として形に表すか…。 そこが古書業界の醍醐味の一つなのだと思います。 お問い合わせにいつも成長させていただき、また説明責任の必要性を痛感しています。 次はあなたにぜひお問い合わせをいただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 *************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、 どんなお問い合わせにも誠心誠意お応えする大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com *************** Fri, 11 Apr 2014 13:09:42 +0000東京ろまん建築巡礼・村林ビル(旧村林商店 東京都江東区)http://www.zatts.jp/Reports/view/621http://www.zatts.jp/Reports/view/621東京の下町に突如現れるモダン建築 : 東京・江東区の門前仲町(もんぜんなかちょう)は、江戸情緒のあふれる下町の雰囲気を色濃く残している街です。 東京都内でも有数の規模を誇る神社の富岡八幡宮と成田山の東京別院の深川不動堂が仲良く並んで門前町を形作っています。 2つの有名神社仏閣が並ぶこの街は年中参拝客で賑わっています。 このエリアの北側に隣接する清澄・白河・平野・冬木地区は各宗派のお寺が密集している「寺町」でもあります。 また江東区には「牡丹」「海辺」「永代」「越中島」など興味深い町名が残っています。 筆者が昨年このあたりを自転車で走っている時に、黒装束のユダヤ教徒の方々が続々と出てきたこと建築物があり、眼をまん丸くさせてその光景を見ていたのが今回ご紹介する「村林ビル」です。門前仲町から北西に行った「佐賀」という町にあります。すぐ近くに隅田川も流れています。 Thu, 10 Apr 2014 01:34:04 +0000結婚のきっかけ ふとした瞬間からhttp://www.zatts.jp/Reports/view/620http://www.zatts.jp/Reports/view/620結婚のきっかけ ふとした瞬間から : 結婚のきっかけは何でしたか? 結婚のきっかけにおつわるエピソードをお送りしているウェブサイト「結婚のきっかけ」。 「結婚のきっかけ」では、実際にしあわせな結婚生活を送るご夫婦を取材しています。 今回の取材させていただいたお二人は、車がご縁になって結婚したご夫婦です。 *「車がつないだ?!縁・先輩だった彼女は憧れのひと」<前編><後編>* ウェブサイト「結婚のきっかけ」 車関係のお仕事をしているお二人は、同じ職場でお互いに顔見知りの仲だったそうです。 奥さまのことを気にかけながら、「高嶺の花」と感じて積極的には行動しなかったというご主人。 何が「結婚のきっかけ」となったのでしょう? Fri, 04 Apr 2014 15:39:43 +0000東京ろまん建築巡礼・聖路加国際病院 聖ルカ礼拝堂(中央区)http://www.zatts.jp/Reports/view/619http://www.zatts.jp/Reports/view/619東京・築地のランドマーク建築 : 102歳の現役医師、日野原重明さんが名誉院長を務めることでも有名な聖路加国際病院、聖路加国際大学は中央区築地にあります。 みなさんは「せいろか」と発音されますが、これは医師とも言われ、新約聖書の福音書を記した「聖ルカ」にちなんだネーミングなのですね。 先にご紹介した「カトリック築地教会」ときょうだいのように建っているこの礼拝堂は、イギリス国教会系の「日本聖公会」に属するプロテスタントの礼拝堂です。中に入ると日本にいることをわすれてしまいそうな東京でも稀有な教会建築です。 Fri, 04 Apr 2014 12:44:27 +0000東京ろまん建築巡礼・カトリック築地教会http://www.zatts.jp/Reports/view/618http://www.zatts.jp/Reports/view/618東京にあって「◯◯発祥の地」の多い街 : 東京・築地(つきじ)には魚市場があり、日本の食文化を体験できることから毎日多くの外国人旅行客が訪れています。 実は外国との交流が古くからあり、横浜、神戸、長崎などと並ぶ文明開化の要所でした。 築地は「◯◯発祥の地」というのが多い街です。 たとえば、活字、指紋研究、海軍など、東京や神奈川にある多くの学校も築地で産声をあげています。 そして今も歴史的な建造物が残っているエリアでもあります。 Fri, 04 Apr 2014 12:28:43 +0000古書業界の紙との付き合い方。 古書買取なら大山堂書店http://www.zatts.jp/Reports/view/615http://www.zatts.jp/Reports/view/615四六判とA5判(菊判)ってなに? ~本の大きさと箱の大きさ~ : 昭和初期に、紙の大きさは大きく二つに規定されていました。 ひとつは 【四六判】 788×1091mm(2尺6寸×3尺6寸)。 活版印刷が盛んになる明治初期にイギリスから輸入していたクラウン倍判(30×40インチ)や美濃大8ッ判(31×41インチ)をもとにした紙で、書籍の四六判というのはこれを32裁している大きさです。(B6判と近似値です) もう一つは 【菊判】 636×939mm(2尺1寸×3尺1寸)。 同じく明治初期に新聞用紙としてアメリカから輸入された紙で、書籍の菊判は原紙636×939mmを16裁(16折に)したものとなります。(A5判と近似値です) 現在、主に流通している書籍は四六判とA5判(菊判)ですので、古書買取してきた書籍を洋書と和書、セット物と単行本とを分けた後は、四六判とA5判とそれ以外に仕分けしています。 直木賞受賞作など小説類の単行本はたいてい四六判ですので、四六判のほうが白っぽい(市場に供給が多い)書籍が多く、一方、A5判は函入りなど専門書が多い印象があります。 定価をみましてもA5判のほうが高いのが多く、店の本棚にはA5判の列を多くすることで多少利益率が上がります。 もちろん四六判でも素晴らしい書籍はありますが、現場感覚としましてはA5判の書籍のほうが古書市場で高く流通しやすいため、古書買取で本棚を拝見させていただくときは自然とA5判の書籍の価値がおもに古本査定基準となっていくことが多くなるのです。 先日の古書買取現場はあいにくの雨でした。 雨ですと車に運ぶまでに紙が濡れてしまうため、段ボールに入れて運ばなければなりません。 運送会社さんにお願いする時も段ボールにいれて発送するわけですから、いかに上手に箱詰めできることが古書買取現場では求められるのです。 段ボールによっては、四六判でぴったり入る箱や、A5判でぴったり収まる箱があります。 本が傷まないよう、また箱自体がつぶれないよう注意しながら詰めていくのですが、『ぴったり収まる』となんとも気持ちいものですね(笑) さらに、たまたま古書買取現場に持って行った段ボールの使用数がちょうどぴったりだった時には爽快感や充実感さえ味わえるのです。 古書にしても段ボールにしても紙の大きさ(重さも)って古書業界の人には密接なかかわりがありまして、 熟練すればするほど 「一つの段ボールに25冊くらい入るから全体で○十箱になるね」とか 「一箱20キロ以上(約30冊以上)にしてしまうと階段がきつくなるから」など 身の丈にあった紙との付き合いができるようになります。 逆に考えると、 紙との付き合いがうまくいかなくなったら引退したほうがいいのかもしれません。 なぜなら昔から、 「紙の四六、A5が重く感じたら扱う量を減らすべし」 いや、 「髪の白く、エゴが重く感じたら扱う量を減らすべし」 と老齢になり、頑固になり始めたら身の丈を考えなさいと言われているからです(笑) その日の雨はやみ、 古書買取現場から車で店に戻るとまた車から降ろさなければなりません。 あまりの量の多さに身体は軋んで、さすがに次の日は筋肉痛で湿布を貼りました。 身体中に貼った湿布も大きさが四六判より、A5判のほうが効きがよかったように思います(笑) でも、充実感に包まれた痛さですので、皆様からの古書買取希望にいつでも応えられますよう身体を鍛えておきたいと思います。 いつも読んでくださり、ありがとうございます。古本見積、古書買取のご連絡をお待ちしております。 *************** もし、古本見積、古書買取のご用命がございましたら、 エゴが少なく、体力気力が充分な大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com *************** Fri, 28 Mar 2014 16:25:01 +0000新生活を気持ちよくスタートするための6の準備(後半)http://www.zatts.jp/Reports/view/612http://www.zatts.jp/Reports/view/612緊張と期待に心が弾む新生活! : 前回の新生活を気持ちよくスタートするための6の準備の前半3つには、思い当たる人も多かったのでは? 今回は、後半の3つの準備項目をご紹介!新入学生も新社会人も、すでに社会人として働いている人も、来週から始まる新年度をイキイキと楽しく始めるための準備とは?Fri, 28 Mar 2014 14:49:58 +0000新生活を気持ちよくスタートするための6の準備(前半)http://www.zatts.jp/Reports/view/611http://www.zatts.jp/Reports/view/611緊張と期待に心が弾む新生活! : 転勤・部署異動・昇格・転職など、仕事に関する変化が多い4月は、ドキドキ・ワクワクの新生活がスタート!しかし、今年の3月は増税に頭を悩まされたりと、いつも以上に忙しくしている人も多く、なかなか4月からの新生活に向けての準備が進まない人も。 そこで、新生活に向けて済ませたい準備項目6つを、前半後半に分けてをご紹介します!Wed, 26 Mar 2014 18:58:00 +0000楽しいレシピ おせんべいマヨがすばらしいhttp://www.zatts.jp/Reports/view/610http://www.zatts.jp/Reports/view/610楽しいレシピ おせんべいマヨがおいしくてはまる! : 楽しいレシピ「おせんべいマヨ」をご紹介。 レシピというほどでもないが、堅焼きのおせんべい(しょうゆ味)にマヨネーズをのせるだけ。 これで、おせんべいマヨの完成だ。 もちろん、おせんべいマヨはディップにしてもいい。 おせんべいとマヨネーズの合わせ方をアレンジしても楽しむことができる。 あまりにお手軽レシピだから、一度はおせんべいマヨ経験がある人もいるかもしれない。 おせんべいマヨのおいしいのはもちろん、マヨをのせるのが楽しくてはまってしまうレシピだ。 Fri, 21 Mar 2014 20:33:13 +0000祖父と作家さんとのつながり・・・。  古書買取なら大山堂書店http://www.zatts.jp/Reports/view/608http://www.zatts.jp/Reports/view/608縁は数十年経っても続いていました。感謝です。 : 私の祖父の代から大山堂書店が創業して約70年が経ちますが、祖父と付き合いの深かった作家さん(以下、先生)がいらっしゃいます。 もうすでにお亡くなりになったのですが、父や私が古書買取にお伺いすると、いつもにこやかにお出迎えしてくださいました。 もう数十年来の古書買取のリピーターさんになるわけで、数年に一回、数百冊の書籍を整理するためにお伺いすることになっていたのです。 お勝手口からお邪魔して、蚊に刺されながらも作業をしていると差し入れは、かき氷だったり、スイカだったり・・・。 そして、古書を運び終わると「お昼でも食べていきなよ」と、決まって美味しい『うな重』を振舞ってくれるのでした。 お昼を食べながら、先生の講義を聴くかのように戦争の話を拝聴しました。 「君のおじいちゃんの乗っていた戦艦長門だけどね・・・」 「オクラが食べられるものだと知っていたらな~」 「機銃掃射が『土煙をあげて』と書いたら、当時あの島に行っていた読者から『土煙ではなく水飛沫をあげてだろう』と指摘されたよ」 相当ぬかるみが多い地域だったみたいです。リアリティーがいかに大切かということや、 「そういう時代だったんだね」という言葉でいつもしめくくるお話に毎回引き込まれました。 先生の集められいた資料はすでに出版されたもの以外に、【一次資料】と呼ばれる当事者でしか手にできないような資料があるのです。 つまり、又聞きではないリアルな資料というわけでして、この資料をいかに持っているか、また分析できるかが作家たる所以なのでしょう。 たとえば、当時の艦船の内面詳細図や諸々の寸法、特殊機能等は軍事的に秘密であったため、その当時の図面や設計図を持っているとしたら、軍記ものを書く作家にしてみれば垂涎の的であったといえましょう。 数字的なデータもさることながら、現地の状況を伝える生の声があればそれはそれで大切な第一次資料となり、作品を豊かなものとしていくのです。 先生が紡いだ資料が本になり、多くの人の手にわたり、多くの人の心を豊かにしてきたことでしょう。 その資料をまた私ども古書店に託してくださり、文化をも豊かにと考えてくださっていた先生には頭があがりません。 何回忌かの機にご家族からご連絡があり、改めまして古本見積をさせてもらいました。 Peaceというタバコが入った缶が常に机の上にあり、書籍の背がタバコのヤニで汚れているのをみると、 「僕はね~、作家生活をしていると【両切りのピース】がどうしても手放せなくってね」 と茶目っ気たっぷりに笑う先生の笑顔が今でも瞼の裏に残っています。 先生が所蔵され残ったすべての蔵書ですので、古書買取額はウン百万円になりましたが、先生の大切な資料や蔵書は次に読みたい方に確実につなげていきたいと思います。 それは、先生のため、先生のご家族のため、私の祖父のため、そして、文化の継承のためにも・・・。 先生、今まで素敵な買取現場を本当にありがとうございました。 *************** もし、古本見積、古書買取のタイミングが合いましたら、 第一次資料を特に大切に扱う大山堂書店までご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com *************** Tue, 18 Mar 2014 12:56:41 +00002と8(にっぱち)に関する不思議 その2 古書買取なら大山堂http://www.zatts.jp/Reports/view/600http://www.zatts.jp/Reports/view/6002割の優良顧客の皆様と8割のご新規様に支えられています。 : 前回の『にっぱち話』は2月と8月に売り上げが落ちる業界が多いけど古書業界はそうでもないというお話でした。 【にっぱちの法則】といいますと、よく働き蜂の例が出てきます。 働き蜂を観察していますと、蜜や餌を持って帰ってきたり、巣の改築や清掃を行っていたりとそれはよく働く蜂が多いのですが、よくよく観察してみると、働き蜂全体の2割が実はサボっているという話なのです(笑) 諸説はありますが、私が聞いた話では、そのサボっている2割を除いてみると、なんと除いた全体の中から2割、サボる蜂が出てくるという法則があるところが興味深かったものです。 これは店の在庫もそうなのですが、売れ筋だけを選び抜いて置いたとしても2割は延々と売れずに残ってしまうことや、市場の入札会に出品すると2割は落札されずに戻ってきてしまうなどが実感として挙げられます。 このにっぱちの法則を、働かない私のような社員を解雇してもまた誰かが働かなくなるかもしれないから、私で我慢してもらうという使い方もできるわけでして(笑)、なんとか今まで生き延びています。 それと、これは癖というかなんというか、値付けの時もにっぱちの法則が働いているような気がします。 値札を見ると、2と8が多いこと・・・。800円。2800円。12000円。なんか落ち着くんですよね。 でも、実はにっぱちの法則が一番表れるのは、【お客様】についてなのです。 ネットで毎日注文を受けていますが、おおよそ8割の人が新規のお客様で、2割がリピーターさんとして注文してくださいます。 また、決算をすると気付くのですが、お店の売り上げの数字を作ってくださっているのが、高額商品購入を常とするお客様でして、やはりここでもにっぱちの法則が働き、その2割のお得意様がいるから経営が安定するといっても過言ではありません。 もしかしたらあなたの周りにもにっぱちの法則が働いていることがあるかもしれませんね。 今度、2と8がつく日は【古書買取の日】としてキャンペーンでもしてみようかなと考えています(笑) あなたがもう読むことのない書籍たちのまず2割を古本見積に出してみませんか? 2割を整理するともう2割、整理すべき書籍たちが生まれてくるかもしれませんよ。 古書買取、古本見積のご連絡お待ちしています。 *************** もし、売りたい本、買いたい本がございましたら にっこりしてパチッとした顔立ちの社員(にっぱち社員) が古書買取をする大山堂書店にご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com *************** Tue, 25 Feb 2014 17:30:41 +0000肩こりをラクにする簡単ストレッチのコツ!http://www.zatts.jp/Reports/view/599http://www.zatts.jp/Reports/view/599冬になると、いつもより肩こりがひどい…。 : オフィスで一日中デスクに座っているだけで肩や首が固まるのに、冬になると背中全体が固まっている気がする。心なしか、いつもより猫背になっているし、首こりだけじゃなくて頭痛もするし、目の疲れがひどくなっているような…。 そんな体の不調はあながち気のせいではありません。冬になると寒さも相まって身体中の筋肉が縮こまってしまい、長時間同じ体勢でいると凝りやむくみのもとにもなります。 そこで、つらい肩こりを楽にするのが、やはりストレッチ!しかし、あるコツを抑えていないと、いくらストレッチをしても効果減少です。その大事なコツとは肩甲骨! Tue, 25 Feb 2014 07:33:37 +00002と8(にっぱち)に関する不思議 その1 古書買取なら大山堂http://www.zatts.jp/Reports/view/591http://www.zatts.jp/Reports/view/591古書業界、2月は結構忙しいです。 : 商売の話でよく聞くのが、2月と8月(にっぱち)は売り上げが落ちるというもの。 これは、1月や7月の消費疲れが出てくるという理由や、そもそも閏年とお盆で稼働日数が少ないからという理由があります。結婚式なんかはやはり「にっぱち」には売り上げが下がるため、サービス月間にしているなんて話も聞きますよね。 大山堂書店では5月と10月に店頭全品二割引セールを行っていますが、2月と8月の売上減少の影響を受けた覚えがありません。 むしろ、2月と8月は忙しくなるのです。 読書週間や読書の秋は10月から11月ですが、個人のお客様ではなく、大学教授や図書館、その他行政関係は2月に大人買いのごとく注文してくれることが多いのです。なぜだかわかりますか? 年度末になる前に予算を消化しなければならないところがあるからです。 研究室単位で予算が決められている場合、使っておかないと次年度の予算が少なくなってしまうという理由から予算の帳尻合わせのように注文がきて、全集モノや研究書といった硬い商品がよく出ていくのです。その梱包作業や必要書類、そして配送作業もあって忙しくなるのです。 また、3月に退官を迎える大学教授から「古書買取をお願いします」と連絡来るのも2月で、8月もお盆で帰省した際に実家の書籍を処分することに決めたとか、10月の移動の前に古本見積りして欲しいなどの依頼がくるので少々忙しくなります。 大学教授から古書買取するために研究所へお伺いすると、その教授らしさが出ているのに気づきます。 ・研究に熱心なあまり、ヘビースモーカーになり、書籍の背がヤニにおおわれている研究室や、 ・某野球球団の大ファンで、「猛虎」とか書かれた旗やグッズが飾られている研究室や、 ・BGMが植木等の「ス~ダラ節」でスイスイ♪スーダラダッタ~♪とずっと鳴っている研究室や、 ・ひっきりなしに教え子がきたり、生徒から飲みに誘われたりしている人気の教授の研究室や ・一方で、ひっそりと逃げるかのように片づけをしている研究室などがありました。 そして不思議と8割の研究室が良い古書買取現場となり、2割が残念な古書買取現場となる割合なのです。 さらに不思議と、髪型が七三よりも二八に分けられている大学教授が多いような・・・(笑) 2月は都内での仕入れ以外でも奈良県まで車で行って古書買取に伺う予定があります。 このブログを読んでくださっている方で、古本査定、古書買取をご希望の方や、希望されている人を知っていましたらご紹介をよろしくお願い致します。 *************** もし、売りたい本、買いたい本がございましたら 2月は査定額気持ちアップで古書買取をする大山堂書店 にご連絡ください。 フリーダイヤル 0120-645-410 (大山堂書店古本見積・古書買取専用連絡先) http://taizandou.com *************** Fri, 14 Feb 2014 14:47:08 +0000作ってみる?栄養満点簡単グラノーラ!http://www.zatts.jp/Reports/view/589http://www.zatts.jp/Reports/view/589パンケーキに続いて人気に火が付いた朝食・グラノーラ! : 時間のない朝の時間を有効に活用するには、早起きが一番!でも、この寒い時期の早起きはなかなか難しい。まさに、そんな今の時期に始めたいのが、パパッと手早く簡単に栄養満点の朝食が食べられると人気のグラノーラ!近年の朝食ブームの次のスターメニューとして、たくさんの注目を浴びています! 一般的なシリアルはグラノーラのほかに、オートミール、ミューズリーなどもあります。その中でグラノーラは、オーブンで焼いた麦・玄米・とうもろこしなどの穀物とドライフルーツやナッツ類をミックスしたもので、元はアメリカで生まれた病院食でした。そんなグラノーラの良いところは、ビタミンやミネラルや食物繊維などの栄養素が万点な上に種類が豊富で、自分でも簡単に作れてしまうこと!Wed, 05 Feb 2014 08:10:59 +0000二十四節気  立春http://www.zatts.jp/Reports/view/588http://www.zatts.jp/Reports/view/588二十四節気  立春 : 立春  (1月節) 春の気たつを以て也(こよみ便覧) 2月4日ごろ 二十四節気の最初の節である「立春」。旧暦では新しい年の初まりの目安になるのが立春です。春がたつ・・・と言えど、関東はうっすら雪化粧となりました。暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きます。それでもふと、小さな春の兆しを見つけると、春はもうすぐとうれしくなります。蝋梅(ロウバイ)や満作(マンサク)など、この時期に満開に咲く花も見られます。梅の花も咲きだし「春告げ鳥」ともよばれるうぐいすの第一声が聞こえるのももうすぐです。 Tue, 04 Feb 2014 17:22:12 +0000